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「W15東京 大東建託オープン」、西郷里奈と秋田史帆が決勝進出!ダブルスは井上明里/小関みちかが優勝<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.06.15

16日の女子シングルス決勝を戦うことになった西郷里奈(左)と秋田史帆(右)。写真:小松崎弘(スマッシュ編集部)

16日の女子シングルス決勝を戦うことになった西郷里奈(左)と秋田史帆(右)。写真:小松崎弘(スマッシュ編集部)

 一方、リューと対戦した西郷は、立ち上がりから際どいコースを突いてくる相手に対して反撃の糸口が見つけられず。「良いボールが返せなかった」ことで自分から思うように展開できず、1-6と大きく引き離されて第1セットを失う。

 だが、「とにかく1球に対してもっと慎重に行こうと思った」という第2セットは、互いにブレークを繰り返す緊張した展開のなかで、丁寧にプレーする西郷が徐々に流れを引き寄せ3-6としてセットカウントをイーブンに戻す。

 迎えたファイナルセット。西郷は激しい競り合いとなった第1ゲームでブレークに成功すると、ややスローダウンした相手に対してギアを上げて引き離しにかかり、最後は6-2で勝利を引き寄せた。

 決勝で秋田と対峙することになった西郷は「今まで対戦したことがないので、どんな試合になるか楽しみな部分もあります。秋田さんは経験豊富な方なので余裕があるかなと思います。だから明日も第1セットがどうなるかわかりませんが、そうした中でも自分のできることをやっていきたいです」と語る。
 
 女子ダブルス決勝はマッチタイブレークにもつれ込む接戦の末に井上/小関が、宮本/永田を逆転で下しタイトルを手にした。

「この歳で優勝できるとは思っていませんでしたが、まだまだ頑張ろうと思いますので応援お願いします」と表彰式でスピーチした井上。パートナーの小関は「(井上)あかりさんと組んで優勝するのはこれが3回目です。5~6年ぶりなのでとてもうれしいです。また、私は(東京の)江東区出身なので地元の有明でこうして皆さんの前で感謝の言葉を述べることができてとてもうれしいです」と笑顔を見せた。

 なお、西郷里奈と秋田史帆による女子シングルス決勝は、16日(日)の11時開始(入場無料)。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。

取材・文●小松崎弘(スマッシュ編集部)

【画像】「W15東京 大東建託オープン」を戦う西郷里奈や秋田史帆ら上位進出選手のプレー集

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