今年はケガで戦線離脱の時間も長かった綿貫だが、先週、約７カ月ぶりにコートに復帰。「ずっとツアーから離れていて、やっと復帰ができたので、まずはそこが一番うれしい。体的には、ちょっと暑いですけど、それ以外は今のところ大丈夫だと思います」と、まずはコートに立てる喜びに言及。さらにはダブルスへの意気込みを、こう語った。

「錦織さんとダブルス組むと言われた時は……、そうですね、ちょっと緊張するわけじゃないですけど、日本の大将のような存在なので、やっぱ負けられないっていう気持ちはあります」

　そして、添田監督が全幅の信頼を寄せる西岡も、次のように意気込みを語った。

「僕は前回のレバノン戦でも戦いましたし、デビスカップにかける思いは、本当にメンバー入りした当初よりも今の方が、責任感も含めて大きくなっている。今回も一番手を任されているということで、 初戦から１勝目を取って、いい形でつないでいきたいなと思ってます」

　なお試合は以下のスケジュールで行なわれ、先に３勝を挙げた国の勝利。２日目のダブルスおよびシングルス２のメンバーは、監督の采配により試合前での変更も可能だ。
  【９月14日（土）】　 
第１試合　西岡良仁vsアドリア・ソリアノバレラ
第２試合　錦織圭vsニコラス・メヒア

【９月15日（日）】
第３試合　錦織圭／綿貫陽介vsニコラス・バリエントス／クリスティアン・ロドリゲス 
第４試合　西岡良仁vsニコラス・メヒア
第５試合　錦織圭vsアドリア・ソリアノバレラ

取材・文●内田暁

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