男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(現237位)が、出場を予定していたシーズン最初の四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のシングルス予選を右肩の負傷により欠場した。
同大会予選は男女共に1月12日から15日までの4日間にわたって実施。予選3試合を勝ち抜いた選手が、1月18日から2月1日に行なわれる本戦への出場権を獲得する。
36歳の錦織は年末に国内で開催された「横浜慶應チャレンジャー」(ハード/CH75)で腰のケガから約3カ月ぶりに実戦復帰し、ベスト8進出でシーズンを終了。先週開かれた下部大会「ワークデイ・キャンベラ国際」(オーストラリア・キャンベラ/ハード/CH125)で2026年シーズン初戦を迎えたが、現地1月5日に臨んだビット・コプリバ(チェコ/同101位)との1回戦は第2セット途中でリタイアしていた。
その直後にメルボルンへ移動し、ここ数日は全豪予選出場へ向けて同胞の19歳坂本怜(現202位)と打ち合うなど着々と準備を進めていた錦織。しかし現地13日に予定されていたキマー・コペヤンス(ベルギー/現250位)との1回戦を試合前に棄権し、10年全米オープン以来約15年ぶりとなる四大大会予選出場は叶わなかった。現地報道によると錦織は同13日昼に行なった試合直前の練習で右肩を何度も気にする仕草を見せていたという。
折しも、同世代のライバルとしてしのぎを削ってきたミロシュ・ラオニッチ(カナダ/35歳/元3位)が現役引退を表明したタイミングでの全豪予選棄権となったこともあり、直面する現実の厳しさを改めて印象づける出来事となった。それでも、度重なる故障と闘いながら復活を期す錦織には、まだ簡単に幕を下ろしてほしくないというのが、多くのファンの偽らざる思いだろう。
文●中村光佑
【画像】錦織圭が勝ってベスト8に進出。準々決勝は内田海智との日本人対決|横浜慶應チャレンジャー2025―4日目スナップ集
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折しも、同世代のライバルとしてしのぎを削ってきたミロシュ・ラオニッチ(カナダ/35歳/元3位)が現役引退を表明したタイミングでの全豪予選棄権となったこともあり、直面する現実の厳しさを改めて印象づける出来事となった。それでも、度重なる故障と闘いながら復活を期す錦織には、まだ簡単に幕を下ろしてほしくないというのが、多くのファンの偽らざる思いだろう。
文●中村光佑
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