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海外テニス

「気持ちよく打てた」錦織圭が約5か月ぶりの勝利を会心の“ガッツポーズ”でファンに報告!〈SMASH〉

中村光佑

2021.03.02

昨年9月の全仏1回戦以来となる勝利は「全体を通して試合しやすかった」と錦織にとって納得の内容となった。(C)GettyImages

昨年9月の全仏1回戦以来となる勝利は「全体を通して試合しやすかった」と錦織にとって納得の内容となった。(C)GettyImages

 男子テニスツアー「ABN AMROワールドテニス」(オランダ・ロッテルダム/インドアハード/ATP500)は、1日に男子シングルス1回戦が行なわれ、世界45位の錦織圭が第7シードのフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)を7-6(4)、6-1のストレートで下し、今シーズン初勝利を飾った。

 序盤はオジェ-アリアシムの強烈なストロークに苦しむ場面も見られたが終始、質の高いテニスを展開した錦織が押し切った。

 試合後のインタビューに応じた錦織は「とてもタフな試合だった。特に第1セットは彼(オジェ-アリアシム)のサーブがとても良く、ファーストサーブでかなりポイントを取られた」と振り返りながらも、「自分はタイブレークで非常に良いプレーができた、最後の2、3ポイントはサーブも良かった。第2セットは彼の怪我もありだいぶ楽になったが、(全体を通して)僕自身はプレーしやすかったし、気持ち良くショットが打てていた」と喜びを表現した。
 
「ロッテルダムに戻ってこられて良かった。この大会は世界で最も美しい室内大会の一つだと思っている」とインタビューを締めくくった錦織は、その後、自身のツイッター(@keinishikori)を更新し、右手でガッツポーズを作った場面を捉えた写真を投稿。昨年9月の全仏1回戦以来となる約5か月ぶりの勝利に、ファンからも歓喜の声が続々と寄せられていた。

 なお、錦織は2回戦で、アレックス・デミノー(オーストラリア)対ジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦することが決まっている。1回戦での勝利を大きな自信に変え、今大会ではさらなる上位進出を狙いたいところだ。

文●中村光佑

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