アマチュア女子テニスの最高峰「ソニー生命カップ第44回全国レディーステニス大会」の全国決勝大会が11月10日～12日、東京・昭和の森テニスセンターで行なわれた。頂点に立ったのは東京。決勝で埼玉に競り勝ち、２大会ぶりの栄冠を手にした。

　この大会は各都道府県予選を勝ち抜いたダブルス３ペアが代表としてチームを結成し、全国ナンバー１を競う団体戦。2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で13都県による全国大会となり、昨年は45都道府県だったが、今年は３年ぶりに47都道府県揃っての大会となった。

　決勝は、準決勝で大阪を２－１で破った東京と、広島を２－１で破った埼玉が対戦。東京はNo.１が接戦を落としたものの、No.２、No.３がストレートで勝利し、２－１で埼玉を振り切った。

　東京は自己の持つ最多記録を更新する13回目の優勝。埼玉は４年ぶり６回目の優勝を狙ったが届かなかった。なお３位決定戦では大阪が広島を２－１で下している。
  　決勝・３位決定戦の結果は以下のとおり。

【決勝】
○東京［2-1］埼玉×
D1 ×伊藤仁美／高野りさこ［2-6 6-1 8-10 ］栗原史織／山本りさ○
D2 ○尾㟢紗映／竹中友美恵［6-0 6-3］今岡貴子／高岸真紀子×
D3 ○倉掛順子／奥野佳代子［7-6(5) 6-2］鈴木理恵／中條明子×

【３位決定戦】
○大阪［2-1］広島×
D1 ×杉田あずさ／北畑奈那子［4-6 1-6］松浦玲子／岩田麻美○
D2 ○杉本美弥子／中村真耶［6-2 4-6 12-10］山根月美／梶岡智佳子×
D3 ○北本真由美／星野初美［5-7 7-5 10-1］石川幸子／三好かずみ×

構成●スマッシュ編集部