現在開催中のテニス四大大会「全米オープン」の女子シングルス3回戦、ユリア・プチンツェワ(カザフスタン/世界ランク32位)vsジャスミン・パオリーニ(イタリア/同5位)でボールガールを無視したとして批判されているプチンツェワが、改めて自身の公式インスタグラム(@yulia_putintseva)で声明を投稿した。
プチンツェワは3-6で第1セットを落とし、第2セットも2-4と追い込まれ、第7ゲームの自身のサービスゲームでボールガールにボールを渡すよう手ぶりで促したが、そのボールを無視。2球目のボールも目で追いながら受け取らず、3球目はキャッチしたものの、会場から大ブーイング。結局このセットは4-6で落とし、敗戦となった。
この映像はSNS上でも拡散され、大炎上。プチンツェワはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える機能)に「ボールガールに謝りたいと思います。正直なところ、あれは彼女になんの関係もなかった。ブレークポイントを落としてしまった自分に腹が立って、感情が空っぽになってしまった」というような謝罪文を投稿したが、この騒動はなかなか収まらない。
そして、9月5日にインスタグラムでそのシーンの写真を添えて以下のように綴った。
「実際に何が起こっていたのかを見ないで、誰かが一方的に投稿したたった3秒の動画でその人を判断してしまう世の中は恐ろしい。私はただテニスをしていて、(私の考えでは)あと一歩のところで試合をひっくり返せるようなゲームを落としてしまった。そのゲーム後、(写真でわかるように)私はとてもがっかりして、もっとうまくできなかったのかと泣きそうになったわ。この時、少女は私にボールを渡した。深く考え込んでいて気付かなかったけれど...」
「このボールを受け取らなかったことで、彼女に(あるいは誰かに)屈辱を与えようとしたわけではないわ」
「私はこの瞬間、誰にも失礼なことをしていない。もしこの少女が、自分に対するものだと思っているなら、謝罪するわ。(彼女の名前はケイトで、彼女にとっては何でもないことだと理解している、とてもいい子だった)」
「私はこれまでのキャリアが完璧だったとは言えない。コートで怒ったり、頭にきたり、バカなことを言ったり、時々、明日をも知れぬ呪いをかける。でも、決して誰かの“上に立つ”ということはしなかった」
「嫌われることはわかっているし、長くなりすぎたからこの辺でやめておくわ」
「最後に、ケイトはこの騒動に巻き込まれているので、彼女のために何か特別なものを作ろうと思っているわ」
ボールガールへの悪意はなかったものの、非難を浴びてしまったプチンツェワ。なかなか収束しないが、この投稿で名誉挽回できるのだろうか。
構成●スマッシュ編集部
【関連記事】「自分に腹が立って」ボールガール無視で大ブーイングを浴びたプチンツェワがSNSで謝罪文を投稿<SMASH>
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プチンツェワは3-6で第1セットを落とし、第2セットも2-4と追い込まれ、第7ゲームの自身のサービスゲームでボールガールにボールを渡すよう手ぶりで促したが、そのボールを無視。2球目のボールも目で追いながら受け取らず、3球目はキャッチしたものの、会場から大ブーイング。結局このセットは4-6で落とし、敗戦となった。
この映像はSNS上でも拡散され、大炎上。プチンツェワはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える機能)に「ボールガールに謝りたいと思います。正直なところ、あれは彼女になんの関係もなかった。ブレークポイントを落としてしまった自分に腹が立って、感情が空っぽになってしまった」というような謝罪文を投稿したが、この騒動はなかなか収まらない。
そして、9月5日にインスタグラムでそのシーンの写真を添えて以下のように綴った。
「実際に何が起こっていたのかを見ないで、誰かが一方的に投稿したたった3秒の動画でその人を判断してしまう世の中は恐ろしい。私はただテニスをしていて、(私の考えでは)あと一歩のところで試合をひっくり返せるようなゲームを落としてしまった。そのゲーム後、(写真でわかるように)私はとてもがっかりして、もっとうまくできなかったのかと泣きそうになったわ。この時、少女は私にボールを渡した。深く考え込んでいて気付かなかったけれど...」
「このボールを受け取らなかったことで、彼女に(あるいは誰かに)屈辱を与えようとしたわけではないわ」
「私はこの瞬間、誰にも失礼なことをしていない。もしこの少女が、自分に対するものだと思っているなら、謝罪するわ。(彼女の名前はケイトで、彼女にとっては何でもないことだと理解している、とてもいい子だった)」
「私はこれまでのキャリアが完璧だったとは言えない。コートで怒ったり、頭にきたり、バカなことを言ったり、時々、明日をも知れぬ呪いをかける。でも、決して誰かの“上に立つ”ということはしなかった」
「嫌われることはわかっているし、長くなりすぎたからこの辺でやめておくわ」
「最後に、ケイトはこの騒動に巻き込まれているので、彼女のために何か特別なものを作ろうと思っているわ」
ボールガールへの悪意はなかったものの、非難を浴びてしまったプチンツェワ。なかなか収束しないが、この投稿で名誉挽回できるのだろうか。
構成●スマッシュ編集部
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