パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスに出場した18歳小田凱人は、現地9月7日(日本時間8日)にパリのローランギャロスで行なわれた決勝で、イギリスのアルフィー・ヒューエットと対決。2-1(6-2、4-6、7-5)で破り、史上最年少金メダルに輝いた。
【画像】パリ・パラリンピック2024は日本勢が連日メダルラッシュ!小田凱人、上地結衣、田中愛美ら車いすテニス日本代表選手を一挙公開!
第1セットは、試合の途中にイギリスのヒューエットが脚の痛みを訴え、約10分以上中断のアクシデント。試合は再開し、小田持ち前の力強いショットなどで、第1セットを先取。第2セットはヒューエットの反撃に仕留められ、奪い返された。
運命の第3セット。序盤から完全に流れを奪われるなか、なんとかゲームを連取して逆転。車いすテニス界の歴史に残る激闘を制し、悲願の金メダルをつかんだ。
小田は男子ダブルスでは、惜しくも銀メダルと、金には届かなかったが、シングルスで金メダルに輝き、勝利の直後には車椅子の車輪を自ら外しコートに倒れ込むパフォーマンスを見せた。
小田は、この種目の日本勢として、2021年東京大会でパラリンピック3連覇を成し遂げた国枝慎吾に次いで2人目の金メダリストとなった。そんな国枝は、自身に次ぐ金メダリストの誕生にX(旧ツイッター)で「新時代へ突入しました!ベストプレーヤーがぶつかり合う最高の決勝戦でした!凱人おめでとう」と称賛した。
また小田は、「これから車いすテニス界がどの様に変わっていくのか、未知の領域となります。『認知』から『人気』へ。新たなステージが始まった気がしています!」と綴り、今後の車いすテニスの未来に期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
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小田は男子ダブルスでは、惜しくも銀メダルと、金には届かなかったが、シングルスで金メダルに輝き、勝利の直後には車椅子の車輪を自ら外しコートに倒れ込むパフォーマンスを見せた。
小田は、この種目の日本勢として、2021年東京大会でパラリンピック3連覇を成し遂げた国枝慎吾に次いで2人目の金メダリストとなった。そんな国枝は、自身に次ぐ金メダリストの誕生にX(旧ツイッター)で「新時代へ突入しました!ベストプレーヤーがぶつかり合う最高の決勝戦でした!凱人おめでとう」と称賛した。
また小田は、「これから車いすテニス界がどの様に変わっていくのか、未知の領域となります。『認知』から『人気』へ。新たなステージが始まった気がしています!」と綴り、今後の車いすテニスの未来に期待を寄せている。
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