背中のケガで戦列を離れていた女子テニス元世界ランキング2位のバルボラ・クレイチコワ(チェコ/現15位)が、現地5月18日に行なわれたツアー大会「ストラスブール国際」(フランス・ストラスブール/クレーコート/WTA500)のシングルス1回戦で実戦に復帰。ノーシードのマグダ・リネッテ(ポーランド/同33位)に3-6、3-6で敗れ、残念ながら復帰戦を白星で飾ることはできなかった。
シングルスではこれまでに四大大会での2度の優勝(全仏1回、ウインブルドン1回)を含むツアー8勝を挙げ、ダブルスでも19個のツアータイトルを獲得している29歳のクレイチコワ。しかし最近は背中のケガに悩まされており、昨年11月に出場したシーズン最終戦「WTAファイナルズ」準決勝でジェン・チンウェン(中国/現8位)に敗れてから戦線を離脱。今回のストラスブール国際でようやく2025年シーズン初戦を迎えた。
待望の復帰戦となったリネッテとの1回戦、クレイチコワは約半年間のブランクの影響からかフットワークが鈍くなり、計4度ものブレークを献上。第1、2セット共に3-6で落とし、1時間29分でストレート負けを喫した。
それでも試合後にクレイチコワはWTA(女子テニス協会)公式サイトを通じ、無事に復帰できたことへの喜びをこう語っている。「昨年は色々な出来事があり、浮き沈みもあって本当につらい時期だった。でも今は良い気分だし、カムバックできてうれしい」
今大会は同郷のリンダ・ノスコワ(29位)とのダブルスにも出場するクレイチコワ。「今週を終えた時点で背中の痛みがないという状態が私の一番の目標」とのことだが、その言葉通りまずはケガなく大会を終え、次につながる一歩としたいところだ。
文●中村光佑
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今大会は同郷のリンダ・ノスコワ(29位)とのダブルスにも出場するクレイチコワ。「今週を終えた時点で背中の痛みがないという状態が私の一番の目標」とのことだが、その言葉通りまずはケガなく大会を終え、次につながる一歩としたいところだ。
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