独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が9月26日、「日本初1試合予想くじ『WINNER』発表会」を国立代々木競技場第二体育館で開催した。
国内初となる1試合予想くじ「WINNER(ウィナー)」はJリーグやBリーグなどのリーグ戦・カップ戦の試合の中から1試合を選んで試合結果を予想するというもの。試合結果の予想のほかに、JリーグやBリーグなどのリーグ戦や大会といった競技会の優勝チームなどを予想するくじも販売するという。いずれも1口200円で、スポーツファンから一般のくじ愛好家まで気軽に楽しめる商品となっているという。
イベントではまず、JSC理事長の芦立訓氏が登壇。「WINNER」発売の背景を「『スポーツの価値』が再認識されている」とし、Jリーグに加えBリーグも対象になったこと、1口200円で試合開始10分前まで購入可能であること、任意の1試合から点数と勝敗を予想するくじであることを説明した。
続いてJリーグの野々村芳和チェアマンとBリーグの島田慎二チェアマンが登壇。両チェアマンは「WINNER」をきっかけに、新たなファンの獲得・クラブの経営サポートへの期待を語った。野々村チェアマンが「サッカーに興味を持つ方を増やす、ひとつのトリガーとして機能してくれたらありがたい。ファンの方も従来とは違う試合観戦の醍醐味を味わえると思う」と述べれば、島田チェアマンも「これまで接点のなかった潜在的なバスケファンの皆さんに興味を持ってもらえる点に大変期待しています。収益の一部がクラブに還元される点においてもBリーグが努力して社会的価値を高めれば、収入として返ってくる。各クラブのモチベーションにもつながる」と新しいスポーツくじに期待を寄せた。
そしてイベントでは「WINNER」のアンバサダーに就任した木村拓哉さんが登場し、この日から放映予定の「WINNER」のテレビCMもお披露目。木村さんは、「自分自身、ジャンルを問わずスポーツ全般の大ファンなので、何かしらの形で自分がスポーツに携われるならという気持ちで、『WINNER』のアンバサダーという大役を引き受けさせていただいた」とスポーツへの熱い想いから今回の就任に至ったことを明かすと、「予想が外れたとしても、クラブチームに還元されるというのが純粋に素敵だと感じたし、ファンとクラブとの新しいコミュニケーションだと思った」とスポーツに与える「WINNER」の意義を語っている。
さらに、北京パラリンピック金メダリストの村岡桃佳さん(パラアルペンスキー)、卓球元日本代表で東京五輪金メダリストの水谷隼さんも登壇し、木村さんのほか野々村チェアマン、島田チェアマン、芦立氏も交えて「未来のスポーツ界に必要なことは?」をテーマに意見を交換。村岡さんは「パラスポーツを楽しめるための環境整備が必要。冬季スポーツが身近で快適な環境が揃うとパラ選手も増えるし、生で応援してくれる方々も増え、競技の醍醐味が伝わる」と実体験からの率直な提言を行った。また水谷さんは、「よりスポーツを普及させることがスポーツの未来に必要」とし、「若いうちに様々なスポーツに触れるなかで若いうちから世界を体験できるような、若手選手たちが切磋琢磨できる環境づくりも大切だと思う」と次世代の育成の重要性を語った。
これらの提言を受けて、芦立氏は「改めて、スポーツの持つ多面的な魅力に気づき、くじ助成の役割・重要性を感じた。『WINNER』を通じてさらなるスポーツの発展を目指す」と決意を述べた。そして最後に、木村さんが「Jリーグ、Bリーグともにかなり盛り上がっているので、これから本当に楽しみ。『WINNER』の登場でスポーツファンの皆さんは新しい応援のかたちを得てさらに楽しめると思うし、選手の皆さんは、ファンの声援に応えられるように、それぞれの試合で頑張っていただきたい」と語り、締めくくった。
構成●THE DIGEST編集部
国内初となる1試合予想くじ「WINNER(ウィナー)」はJリーグやBリーグなどのリーグ戦・カップ戦の試合の中から1試合を選んで試合結果を予想するというもの。試合結果の予想のほかに、JリーグやBリーグなどのリーグ戦や大会といった競技会の優勝チームなどを予想するくじも販売するという。いずれも1口200円で、スポーツファンから一般のくじ愛好家まで気軽に楽しめる商品となっているという。
イベントではまず、JSC理事長の芦立訓氏が登壇。「WINNER」発売の背景を「『スポーツの価値』が再認識されている」とし、Jリーグに加えBリーグも対象になったこと、1口200円で試合開始10分前まで購入可能であること、任意の1試合から点数と勝敗を予想するくじであることを説明した。
続いてJリーグの野々村芳和チェアマンとBリーグの島田慎二チェアマンが登壇。両チェアマンは「WINNER」をきっかけに、新たなファンの獲得・クラブの経営サポートへの期待を語った。野々村チェアマンが「サッカーに興味を持つ方を増やす、ひとつのトリガーとして機能してくれたらありがたい。ファンの方も従来とは違う試合観戦の醍醐味を味わえると思う」と述べれば、島田チェアマンも「これまで接点のなかった潜在的なバスケファンの皆さんに興味を持ってもらえる点に大変期待しています。収益の一部がクラブに還元される点においてもBリーグが努力して社会的価値を高めれば、収入として返ってくる。各クラブのモチベーションにもつながる」と新しいスポーツくじに期待を寄せた。
そしてイベントでは「WINNER」のアンバサダーに就任した木村拓哉さんが登場し、この日から放映予定の「WINNER」のテレビCMもお披露目。木村さんは、「自分自身、ジャンルを問わずスポーツ全般の大ファンなので、何かしらの形で自分がスポーツに携われるならという気持ちで、『WINNER』のアンバサダーという大役を引き受けさせていただいた」とスポーツへの熱い想いから今回の就任に至ったことを明かすと、「予想が外れたとしても、クラブチームに還元されるというのが純粋に素敵だと感じたし、ファンとクラブとの新しいコミュニケーションだと思った」とスポーツに与える「WINNER」の意義を語っている。
さらに、北京パラリンピック金メダリストの村岡桃佳さん(パラアルペンスキー)、卓球元日本代表で東京五輪金メダリストの水谷隼さんも登壇し、木村さんのほか野々村チェアマン、島田チェアマン、芦立氏も交えて「未来のスポーツ界に必要なことは?」をテーマに意見を交換。村岡さんは「パラスポーツを楽しめるための環境整備が必要。冬季スポーツが身近で快適な環境が揃うとパラ選手も増えるし、生で応援してくれる方々も増え、競技の醍醐味が伝わる」と実体験からの率直な提言を行った。また水谷さんは、「よりスポーツを普及させることがスポーツの未来に必要」とし、「若いうちに様々なスポーツに触れるなかで若いうちから世界を体験できるような、若手選手たちが切磋琢磨できる環境づくりも大切だと思う」と次世代の育成の重要性を語った。
これらの提言を受けて、芦立氏は「改めて、スポーツの持つ多面的な魅力に気づき、くじ助成の役割・重要性を感じた。『WINNER』を通じてさらなるスポーツの発展を目指す」と決意を述べた。そして最後に、木村さんが「Jリーグ、Bリーグともにかなり盛り上がっているので、これから本当に楽しみ。『WINNER』の登場でスポーツファンの皆さんは新しい応援のかたちを得てさらに楽しめると思うし、選手の皆さんは、ファンの声援に応えられるように、それぞれの試合で頑張っていただきたい」と語り、締めくくった。
構成●THE DIGEST編集部
関連記事
- 「カサイには驚かされ続けている」レジェンド葛西紀明、白馬サマージャンプ大会で表彰台!欧州メディアも「スポーツ界における長寿のシンボル」と称賛!
- 契約延長の角田裕毅はF1で4年目を迎えられる? 専門メディアは「わずかな改善では不十分」と来季へ課題も指摘
- 【女子バレー】日本はコロンビア相手に完勝スタート! 最多21得点の井上愛里沙は「ブロックディフェンスが機能してリズムに乗れた」
- メイウェザーが本気に!? 朝倉未来を渾身の右ストレートでKO! ほぼアップなしの“舐めプ”から一転の圧巻のパフォーマンス
- アンチに「親の七光り」と言われても堂々と。実力差を示す秒殺KOに見た“格闘家”三浦孝太の意地【RIZIN】