初出場の18歳が大仕事をやってのけた。
現地7月29日、シンガポールで開催されている世界水泳は男子200メートル自由形決勝が行なわれ、中央大1年生の村佐達也が1分44秒54の日本新記録で銅メダルを獲得。日本競泳陣の今大会メダル第1号を手にした大学生スイマーの驚異的な泳ぎに海外メディアから驚きの声が上がっている。
【動画】18歳・村佐達也がやってのけた!初出場で銅メダルの快挙
ラストの大まくりに勝負をかけた。7レーンの村佐は最初の50メートルを最下位の8番手でターン。しかし150メートルで5番手(1分17秒88)まで上がりじわじわ順位を上げると、ラスト50メートルで猛烈スパート。世界水泳ドーハ大会の金メダリストである韓国のファン・ソヌを抜き3位に浮上。パリ五輪金メダルのダビド・ポポビッチ(ルーマニア)、銅メダルのルーク・ホブソン(米国)を追いかけ3位を掴み取った。
この種目での日本勢メダルは、2019年大会の松元克央以来、6年ぶり2人目の快挙。昨年は高校生ながらパリ五輪の男子800メートルリレーに出場して7位入賞に貢献。以降も100、200メートルで高校新記録を樹立した伸び盛りのスイマーが初の大舞台で鮮烈なパフォーマンスを発揮した。
ノーマックと言っていい日本人スイマーの逆転表彰台に海外メディアは衝撃を受けている。水泳専門メディア『swimswam』は「18歳のムラサが200メートル自由形で日本新記録を樹立して銅メダル獲得」と題した記事を緊急配信。日本の新鋭に興味を示した。
男子200メートル自由形は「今大会で最も期待されていた種目のひとつであり、レースは五輪メダリストの期待通りの結果」と伝えた。その一方で、「しかしなんてことだ! 18歳のタツヤ・ムラサが自己ベストを大幅に更新する1分44秒54という驚異的な記録で銅メダルを獲得した。彼の記録は、2021年の東京オリンピック選考会でカツヒロ・マツモトが樹立した日本記録(1分44秒65)を破るものだった」と興奮気味に綴り、3位に入った日本人スイマーの快泳に目を奪われた。
記事では予選から準決勝、そして決勝へと自己ベストを塗り替え続けた村佐の驚異的な成長スピードに注目。次のような称賛の言葉を送っている。
「この大会に臨む前、ムラサの自己ベストは17歳でマークした1分45秒67だった。彼は準決勝でその自己ベストを1分45秒39まで更新した。ゆえに、大会前に持っていた自己ベストから1秒以上も縮め、この世界選手権で日本選手最初のメダルを獲得した」
村佐のラスト50メートルは26秒66で、これは全体2位のタイム。世界のトップスイマーに負けない猛スパートだったことが数字でも証明された。レース後は金メダルのポポビッチから労いの握手を求められるほど、日本の若きスイマーに世界から熱い視線が集まっている。
■男子200メートル自由形 決勝
金メダル ダビド・ポポビッチ(ルーマニア) 1分43秒53
銀メダル ルーク・ホブソン(米国) 1分43秒84
銅メダル 村佐達也 1分44秒54 ※日本新記録
構成●THE DIGEST編集部
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ラストの大まくりに勝負をかけた。7レーンの村佐は最初の50メートルを最下位の8番手でターン。しかし150メートルで5番手(1分17秒88)まで上がりじわじわ順位を上げると、ラスト50メートルで猛烈スパート。世界水泳ドーハ大会の金メダリストである韓国のファン・ソヌを抜き3位に浮上。パリ五輪金メダルのダビド・ポポビッチ(ルーマニア)、銅メダルのルーク・ホブソン(米国)を追いかけ3位を掴み取った。
この種目での日本勢メダルは、2019年大会の松元克央以来、6年ぶり2人目の快挙。昨年は高校生ながらパリ五輪の男子800メートルリレーに出場して7位入賞に貢献。以降も100、200メートルで高校新記録を樹立した伸び盛りのスイマーが初の大舞台で鮮烈なパフォーマンスを発揮した。
ノーマックと言っていい日本人スイマーの逆転表彰台に海外メディアは衝撃を受けている。水泳専門メディア『swimswam』は「18歳のムラサが200メートル自由形で日本新記録を樹立して銅メダル獲得」と題した記事を緊急配信。日本の新鋭に興味を示した。
男子200メートル自由形は「今大会で最も期待されていた種目のひとつであり、レースは五輪メダリストの期待通りの結果」と伝えた。その一方で、「しかしなんてことだ! 18歳のタツヤ・ムラサが自己ベストを大幅に更新する1分44秒54という驚異的な記録で銅メダルを獲得した。彼の記録は、2021年の東京オリンピック選考会でカツヒロ・マツモトが樹立した日本記録(1分44秒65)を破るものだった」と興奮気味に綴り、3位に入った日本人スイマーの快泳に目を奪われた。
記事では予選から準決勝、そして決勝へと自己ベストを塗り替え続けた村佐の驚異的な成長スピードに注目。次のような称賛の言葉を送っている。
「この大会に臨む前、ムラサの自己ベストは17歳でマークした1分45秒67だった。彼は準決勝でその自己ベストを1分45秒39まで更新した。ゆえに、大会前に持っていた自己ベストから1秒以上も縮め、この世界選手権で日本選手最初のメダルを獲得した」
村佐のラスト50メートルは26秒66で、これは全体2位のタイム。世界のトップスイマーに負けない猛スパートだったことが数字でも証明された。レース後は金メダルのポポビッチから労いの握手を求められるほど、日本の若きスイマーに世界から熱い視線が集まっている。
■男子200メートル自由形 決勝
金メダル ダビド・ポポビッチ(ルーマニア) 1分43秒53
銀メダル ルーク・ホブソン(米国) 1分43秒84
銅メダル 村佐達也 1分44秒54 ※日本新記録
構成●THE DIGEST編集部
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