韓国・晋州で開催された「2025コリア・インビテーショナル晋州国際女子バレーボール大会」における日韓戦での判定をめぐる論争が、試合から数日が経過した現在も収まる気配を見せていない。韓国の公共放送局『KBS』は「大韓バレーボール協会の幹部関係者は、審判に対する圧力をかけたとの疑惑を否定した」と報じた。
問題の試合は、8月16日に行なわれた日本代表と韓国代表の通算150回目の対戦となった一戦だ。特に第5セットで韓国に有利な判定が続出し、ブロッカーのタッチアウトやサーブのイン・アウト判定などで、疑問の残る場面が多く見られたという。中継では「問題のあるプレーのリプレイさえ放送されないほど、判定の偏りは露骨だった」とされている。
こうした“誤審”と思われる判定が続いた末に韓国は勝利を収めたが、母国では「恥ずかしい」という声が多く上がっているという。そうしたなか『KBS』は大韓バレーボール協会幹部に電話インタビューを行ない、特集記事で報じている。
今回の勝利について同幹部は、「今年はバレーボールネーションズリーグで1勝(11敗)にとどまるなど、東京五輪以後、重要な国際大会で負け続けている状況で、親善試合ではあるが150回目の日韓戦の勝利を足がかりに、女子選手たちがさらに自信を持つきっかけになることを願う」と受け止めているという。
また、韓国女子バレーの勝利が国内でも“判定論争”に覆われている状況には不満を表明し、「我々の選手たちも世代交代して成長する過程だ。久しぶりに勝ったのに、審判判定で勝ったと言われれば選手たちにも不名誉ではないか」と述べたとしている。
続けて、明らかなホーム寄りのジャッジについては、「国内のファンもいるので、少し有利に見たところはあるようだ。しかし、協会が判定に圧力をかけたりすることはない。みな現役の審判たちで、彼ら自身の考えがあったはずだ」と、韓国有利な判定はあったと認めつつも、協会からの圧力はなかったと説明した。
韓国は“バレーボールの女帝”キム・ヨンギョンが引退したあと、下降の一途をたどっている。
構成●THE DIGEST編集部
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こうした“誤審”と思われる判定が続いた末に韓国は勝利を収めたが、母国では「恥ずかしい」という声が多く上がっているという。そうしたなか『KBS』は大韓バレーボール協会幹部に電話インタビューを行ない、特集記事で報じている。
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また、韓国女子バレーの勝利が国内でも“判定論争”に覆われている状況には不満を表明し、「我々の選手たちも世代交代して成長する過程だ。久しぶりに勝ったのに、審判判定で勝ったと言われれば選手たちにも不名誉ではないか」と述べたとしている。
続けて、明らかなホーム寄りのジャッジについては、「国内のファンもいるので、少し有利に見たところはあるようだ。しかし、協会が判定に圧力をかけたりすることはない。みな現役の審判たちで、彼ら自身の考えがあったはずだ」と、韓国有利な判定はあったと認めつつも、協会からの圧力はなかったと説明した。
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