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次の犠牲者はハジャー? 2026年のレッドブル入りが囁かれるも「若手のキャリアを破壊するリスクがある」と英メディアが警鐘

THE DIGEST編集部

2025.08.20

来季のレッドブル昇格も噂されるハジャーだが、母国メディアは慎重な見方を示している。(C) Getty Images

来季のレッドブル昇格も噂されるハジャーだが、母国メディアは慎重な見方を示している。(C) Getty Images

 F1レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、ルーキーながらも開幕から堂々たる走りを披露し、22ポイントでランキング13位という結果を残している。すでに2026年シーズンでのレッドブルのドライバー候補として名前が挙がっており、その動向に注目が集まっている。

 ハジャーはここ5戦では入賞から遠ざかっているものの、シーズン序盤からの好走が大きな話題となってきた。特に今季は、レッドブルグループ内において、トップチームのシートに座ったリアム・ローソン、角田裕毅がいずれも低調な成績に沈み、コンスタントにトップ10入りを続けていたハジャーのパフォーマンスがより際立った。
 
 初のF1フル参戦でいかんなく自らのポテンシャルを発揮し続けているハジャーは、当然、レッドブルのセカンドドライバー候補最右翼との呼び声も高い。若武者の去就は様々な方面で議論の対象となってきている。

 英メディア『F1 OVERSTEER』でも、現地時間8月18日配信の記事で、ハジャーの今後やレッドブルのシートの行方を占っている。同メディアは、「レッドブル顧問ヘルムート・マルコは、ハジャーの獲得を強く推しており、フランス人ドライバーを高く評価している」などと説明。さらに、「現在、ユウキ・ツノダはレッドブル系ドライバーの中で最悪のシーズンを送っており、今季限りで放出されるのは確実視されている」との見通しも綴っている。

だが同記事では、ハジャーのステップアップについて慎重な意見も示されている。「現在のパフォーマンスを考えれば、ハジャーは来季のレッドブルにとって理想的な候補者だろう」としながらも、今季の角田やローソンなど、レッドブルのセカンドドライバーが苦しむ状況が続いているとの理由から、「ミルトンキーンズのチームは『セカンドシート』で再び若手のキャリアを壊すリスクを抱えている」とも主張している。

 そのうえで、「レッドブルは2026年に向け、このセカンドシート問題を何としても解決しなければならない。改善が見られなければ、ハジャーも同じように犠牲になる危険がある」と訴えている。

 サマーブレイクが明ければ、来季のシートに関しての話題がさらに熱を帯びるのは必至。残りのレースの結果や各タイトルの行方とともに、ハジャーの未来にも大きな関心が向けられそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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