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バレーボール

「衝撃でしかない!」バレー日本vs中国戦で疑惑ジャッジ連発、最後は両軍一触即発に波紋広がる!「世界大会なのになぜ?」「川野選手が大人すぎた」【U21世界選手権】

THE DIGEST編集部

2025.08.31

激しく詰め寄る中国の選手たちをなだめる川野(2番)。試合後は一触即発の状況となった。(C)Volleyball World

激しく詰め寄る中国の選手たちをなだめる川野(2番)。試合後は一触即発の状況となった。(C)Volleyball World

 男子バレーボールの日中戦で起きたドタバタ劇が小さくない波紋を広げている。

 現在、中国・江門の開催されているのがU21世界選手権だ。現地8月27日、その決勝トーナメント1回戦で激突したのが日本と地元・中国だった。日本は第1セットを先取するもその後連続でセットを落とす大ピンチ。それでも絶対アウェーのなかで第4セットを27―25で辛くも制し、ファイナルセットへと持ち込んだ。

 その第5セット終盤で疑惑の判定が頻発する。日本は12-10の場面で明らかにアウトだった相手のスパイクがイン判定されると、13―14と逆転されて後がない状況で敵ブロックのブロックタッチが見逃されてアウト判定となり、敗北が決まった。今大会にはビデオ判定が導入されておらず、チャレンジシステムはなし。日本の選手は激しく審判に抗議したものの、実ることはなかった。

 そんななか、抗議する日本選手に中国代表のコーチが歩み寄ってなにかしらの言葉をかけた。これに日本の選手が反応すると、当該コーチとともに中国の選手たちが一斉にネット際に詰め寄る事態に。両チームが一触即発となるも、早稲田大1年の川野琢磨(東京グレートベアーズ)らが冷静になだめて事なきを得た。
 
 大会公式『Volleyball World』のYouTubeチャンネルが日中戦のハイライト動画を配信すると、コメント欄には世界中から700件近いコメントが寄せられた。「あんな結末は衝撃でしかない!」「なんて後味の悪い試合なんだ」「世界大会なのになぜビデオ判定がないの?」「あれでチャレンジできないとかキツすぎる」「中国人スタッフの振る舞いは残念だった」「日本こそが真のウィナーだ」「中国の観客がどう感じたのかを知りたいところだ」「日本は酷い環境下でよく頑張ったよ」など、さまざまな意見が殺到している。

 加えて、あわやの大衝突を回避させた川野の行動には賞賛の声が。「川野選手大人すぎるだろ」「川野が立派すぎて泣きそうになってしまった」「川野選手つい最近まで高校生だったのに偉いなぁ」と、こちらも枚挙に暇がない。

 バレーボールの国際試合では先日、女子日本代表が韓国で戦ったゲームでも疑惑のジャッジが大きな話題と呼んだ。露骨な韓国びいきな判定が繰り返されるも、ビデオ判定のシステムは用意されておらず、日本はセットカウント2―3で敗れた。さすがに露骨すぎた展開に、韓国国内のメディアやファンからも批判的な意見が相次いだばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】物議を醸したバレー日本vs中国戦。疑惑ジャッジ連発→両軍一触即発の場面をチェック!(※当該シーンは2時間18分10秒~)
 
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