９月７日までタイ・バンコクで開催したバレーボール女子の世界選手権で日本は４位となった。15年ぶりのメダル獲得にあと一歩届かなかったが、28年ロス五輪に向け確かな収穫を得た。コート外では21歳の北窓絢音の右肩に視聴者が思わず反応。帰国後、その真相を所属チームの動画内で告白している。

　予選プールHを首位通過した日本が決勝トーナメント１回戦で開催国タイにストレート勝利を収めた試合中でのこと。途中出場した北窓の右肩に巻かれたテーピングに黒のマジックペンでゴーグルをかけたショートヘアの女性がピースサインで描かれていた。

　のちに北窓は自身のXに右肩どアップの写真を投稿。同僚の荒木彩花が描いた似顔絵イラストだと公表し、「私のパワースポット」と記すほど、お気に入りに。一方の荒木本人は「絢音がね...どうしても描いてほしい、って言うものだから...」とインスタに返信するなど、微笑ましいやり取りを交わした。

　日本チームのの快進撃もあり、動画配信サービス『U-NEXT』で連日生配信、TBS系列でも地上波中継された世界選手権は大きな注目を浴びた。ネット上からは「北窓ちゃんの肩にタトゥーがあったかと思った」「二度見した」「テーピングに落書きww」などと、視聴者の視線が集中。バレーファンの間で小さくない話題に上がった。
  　帰国後、北窓と荒木は所属するSAGA久光スプリングス公式Xにて、右肩タトゥーの真相を明かした。荒木は「『タトゥーって言われてるじゃん』って話から、『いっそのこと書いちゃおうぜ！』って」と切り出し、「仕方なく、彫師として書いてやりました」と経緯を説明した。

　北窓は「痛くないからオススメです。値段もお手頃です。すぐ落ちますし」とユーモア溢れる返し。荒木は即座に「１回10円なんで（笑い）リクエストをいただければ描けます」と返答した。

　続けて北窓は、「アニメのキャラとか書いてくれるかと思った」と話し、「アンパンマンとか、キティちゃんとか書いてくれるかと思ったら...似顔絵だった。プリキュアとか書いてほしかったな」と不満を漏らす場面もあり、先輩と後輩の間柄ながら仲の良さを窺わせた。

　荒木画伯は新シーズンのSAGA久光スプリングスのホームゲーム後に観客にプレゼントするサインボールに直筆のイラストを描いたことを告知。「描いてほしいものがあったら、描くように努力するので」とアピールし、所属クラブのコメント欄にリクエストを呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】北窓絢音の右肩にタトゥー!? 荒木画伯が描いた激似イラスト

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