陸上

サニブラウン、桐生祥秀、守祐陽が男子100m予選敗退…日本勢まさかの“全滅”【世界陸上】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.09.13

サニブラウンは100mで7組7着。まさかの予選敗退となった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 すべて全滅した...。

 9月13日、34年ぶりに東京世界陸上が国立競技場で開幕した。男子100メートル予選が行なわれ、2大会連続ファイナリストのサニブラウン・アブデル・ハキームは10秒37の7組7位と低迷し、準決勝突破ならず。今年の日本選手権を制した桐生祥秀は10秒28で3組5着、初出場の守祐陽は10秒37で1組7着とし、日本勢3人はまさかの全員が予選敗退する悪夢となった。

 予選突破の条件は各組上位3人と4位以下のタイム上位3人。
 
 予選最終組に登場したサニブラウンは出だしが遅く、中盤以降もスピードに乗れず後方でゴールテープを切った。電光掲示板のタイムを確認すると、苦い表情で落胆した。

 元日本記録保持者の桐生は昨年のパリ五輪100、200メートルで2冠を成し遂げたノア・ライルズ(米国)と同じ3組で激突。ライルズが好スタートから余裕ある走りで1着、桐生は伸びきれず5着で上位3人に残れなかった。
 
 自国開催で日本勢には大きな歓声が飛んだが、3人は世界の壁に跳ね返され準決勝の舞台すら踏めず。満員の国立競技場はため息に包まれた。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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