９月14日、東京世界陸上2025開催２日目に行なわれた女子マラソン。気温30度、湿度80%という過酷な状況下、東京五輪金メダルのペレス・ジェプチルチル（ケニア）がティギスト・アセファ（エチオピア）との衝撃のデッドヒートを制して２時間24分43秒で金メダルに輝いたレースでは、24歳の小林香菜（大塚製薬）が日本勢最高の７位入賞（２時間28分50秒）を果たすなど、様々なドラマが生まれた。

　例えば、ウルグアイ代表のフリア・パテルナインが３位（２時間27分23秒）になった直後に信じられないような表情を浮かべたり、４位入賞のスザンナ・サリバン（アメリカ）がトラックで倒れ込む小林に歩み寄り、肩を差し出して支える感動シーンもあった。そんな激走レースを受け、自身の公式X（旧ツイッター）で反応したのが人気MCのハリー杉山さん。

「小林香菜選手７位入賞本当おめでとうございます。サークルから実業団から世界陸上入賞! 夢を現実に! この灼熱、サウナレース、初めての世界舞台でお見事!!

ゴール後サリバン選手とのお互いへのリスペクトにも涙腺崩壊

そしてアセファ選手とジェプチルチル選手の超絶デッドヒート。感動が止まらない」
  　実は、ハリーさんは小林が38キロ時点に差し掛かった際も以下のように呟いている。

「小林香菜選手! がんばれ!!! 38km地点!! くらいついて!!

まもなく超絶激坂超高速ピッチブレず
最後までファイト

いけ!! いけ!! いけます!!!
let's goooooo!!!!!」

　ファンの声を代弁するような熱い応援だった。

構成●THE DIGEST編集部
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