どんなラブストーリーよりも素晴らしい光景を、国立競技場の観衆5万人が目撃した。
2025年8月15日、この日の東京世界陸上で注目のひとりが、男子棒高跳の名手アルマント・デュプランティス(スウェーデン)だった。2大会連続五輪金メダルの超人は6メートルの大台も楽々とクリア。6メートル15も越えて金メダルを確定させると、いよいよ世界新記録の6メートル30にチャレンジする。
フィアンセのデジレ・イングランデルさん(スウェーデンのファッションモデル兼コンテンツクリエイター)も見守る中、2回失敗。残された跳躍はあと1回となった。
5万人の大観衆がその一点に集中するなか、デュプランティスが最終試技を開始。ポールの反発力を上手く活かして空中に舞い上がると、バーを揺らしながらも見事に成功させた。地鳴りのような歓声に包まれた彼は観客席に向かって雄叫びを上げ、胸をたたきながら喜びを爆発させた。
もう後がない状況で、デュプランティスは最終試技でこの日最高の跳躍を披露した。ドラマチックという表現さえ陳腐に聞こえる、これ以上ないシナリオでの世界新記録達成。スーパースターがスーパースターたる所以を見せつけた瞬間でもあった。
しかし、物語はこれで終わらない。むしろクライマックスはこれからだった。
大きな声援で後押ししてくれた観客に手を振りながら感謝の意を示したあと、デュプランティスはスタンドで観戦していたイングランデルさんのもとへ駆け寄る。そして──。
観客席の最前列付近で、ふたりは熱い抱擁とキスをかわすのだ。最高の瞬間を最愛の人と分かち合う。しばらくその場で抱き合うふたりの姿は、どんなラブストーリーよりも素晴らしい光景だった。
2回の失敗でもうダメかと落胆ムードが漂いかけたが、そこから痛快な展開でハッピーエンドへ向かっていく。2度の失敗を乗り越え、世界新記録を樹立。歓喜のなか、最愛の人と抱き合う姿は、奇跡と愛のドラマそのものだった。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】超人デュプランティスの”美しすぎる婚約者”、デジレ・イングランデルの厳選ショットを一挙公開!
【画像】デュプランティスが前人未到6m30の世界新!国立を揺らした驚異の跳躍を厳選ショットで特集!
2025年8月15日、この日の東京世界陸上で注目のひとりが、男子棒高跳の名手アルマント・デュプランティス(スウェーデン)だった。2大会連続五輪金メダルの超人は6メートルの大台も楽々とクリア。6メートル15も越えて金メダルを確定させると、いよいよ世界新記録の6メートル30にチャレンジする。
フィアンセのデジレ・イングランデルさん(スウェーデンのファッションモデル兼コンテンツクリエイター)も見守る中、2回失敗。残された跳躍はあと1回となった。
5万人の大観衆がその一点に集中するなか、デュプランティスが最終試技を開始。ポールの反発力を上手く活かして空中に舞い上がると、バーを揺らしながらも見事に成功させた。地鳴りのような歓声に包まれた彼は観客席に向かって雄叫びを上げ、胸をたたきながら喜びを爆発させた。
もう後がない状況で、デュプランティスは最終試技でこの日最高の跳躍を披露した。ドラマチックという表現さえ陳腐に聞こえる、これ以上ないシナリオでの世界新記録達成。スーパースターがスーパースターたる所以を見せつけた瞬間でもあった。
しかし、物語はこれで終わらない。むしろクライマックスはこれからだった。
大きな声援で後押ししてくれた観客に手を振りながら感謝の意を示したあと、デュプランティスはスタンドで観戦していたイングランデルさんのもとへ駆け寄る。そして──。
観客席の最前列付近で、ふたりは熱い抱擁とキスをかわすのだ。最高の瞬間を最愛の人と分かち合う。しばらくその場で抱き合うふたりの姿は、どんなラブストーリーよりも素晴らしい光景だった。
2回の失敗でもうダメかと落胆ムードが漂いかけたが、そこから痛快な展開でハッピーエンドへ向かっていく。2度の失敗を乗り越え、世界新記録を樹立。歓喜のなか、最愛の人と抱き合う姿は、奇跡と愛のドラマそのものだった。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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