フィギュアスケート女子で2018年グランプリファイナル女王の紀平梨花が9月29日に自身のインスタグラムを更新。アイスダンスに挑戦することを電撃表明し、西山真瑚とカップル結成を発表した。シングルで国際大会の頂点に立った日本人スケーターの決断は海外メディアにも拡散され、フィギュア大国も驚きを隠せなかった。
紀平はインスタ内に西山とのツーショット写真や練習動画を添え、以下のように新たな挑戦への意気込みを綴った。
「この度、西山真瑚さんとアイスダンスカップルを結成することになりました。私はアイスダンスに挑戦します。この挑戦を後押ししてくれた家族や所属先、スポンサーの皆様、私にもう一つのスケート人生の機会をくれた西山真瑚さんには感謝しています。これからも夢に向かって全力で取り組んで参ります」
紀平の電撃発表は異国にも衝撃を与えている。欧州のフィギュア専門メディア『Europe On Ice』は「日本のリカ・キヒラとシンゴ・ニシヤマは、モントリオールでトレーニングを行なう新たなアイスダンスカップルだ」と速報を打った。
同じく専門メディア『Golden Skate』は紀平のインスタグラム(英語版)を引用し、「日本のニュー・アイスダンスチーム」と紹介。米国のフィギュア記者ジャッキー・ウォン氏も日本の大型カップルに注目しており、「リカ・キヒラ/シンゴ・ニシヤマがモントリオール(カナダ)にてトレーニング中だ」と興奮気味に伝えた。
なかでもフィギュア大国ロシアは、紀平のアイスダンス転向に高い関心を注いでいる。地元メディア『FS Gossips』は「リカ・キヒラは、新パートナーとなるシンゴ・ニシヤマとともにアイスダンスの旅へ」と題した記事を配信。新しいカテゴリーで完全復活を期す元女王に興味津々だった。
記事では、紀平が右足首の故障が長引き、2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表選考を兼ねた全日本選手権につながる中部選手権を直前で棄権したことを説明。「高難度ジャンプが制限されるなか、キヒラは26年ミラノ・コルティナ五輪のシングル出場資格獲得のチャンスが事実上消滅した。しかし、彼女は新たな挑戦を示唆し、それがアイスダンスだったことが判明した」と予想外の転向だと論じた。
他にも、日本がミラノ・コルティナ五輪のアイスダンス個人でオリンピック出場枠を逃したことを補足。「キヒラとニシヤマは26年のミラノ五輪(団体戦)と30年のフランス・アルプス地域五輪の両方に焦点を合わせ、オリンピックの舞台で戦う決意を固めている」とし、かつてロシア勢のライバルと目された紀平の動向を気にしていた。
海外スケーターとトップを争った元全日本女王の決断と、その挑戦は大きな脚光を浴びている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「最近の練習動画」紀平梨花が息ピッタリなツイズルを披露
【記事】アイスダンス電撃転向の紀平梨花、驚きの適応力にスケートファン衝撃! 息ピッタリなツイズルに騒然「もう揃ってる」「なんかもう凄すぎ」
紀平はインスタ内に西山とのツーショット写真や練習動画を添え、以下のように新たな挑戦への意気込みを綴った。
「この度、西山真瑚さんとアイスダンスカップルを結成することになりました。私はアイスダンスに挑戦します。この挑戦を後押ししてくれた家族や所属先、スポンサーの皆様、私にもう一つのスケート人生の機会をくれた西山真瑚さんには感謝しています。これからも夢に向かって全力で取り組んで参ります」
紀平の電撃発表は異国にも衝撃を与えている。欧州のフィギュア専門メディア『Europe On Ice』は「日本のリカ・キヒラとシンゴ・ニシヤマは、モントリオールでトレーニングを行なう新たなアイスダンスカップルだ」と速報を打った。
同じく専門メディア『Golden Skate』は紀平のインスタグラム(英語版)を引用し、「日本のニュー・アイスダンスチーム」と紹介。米国のフィギュア記者ジャッキー・ウォン氏も日本の大型カップルに注目しており、「リカ・キヒラ/シンゴ・ニシヤマがモントリオール(カナダ)にてトレーニング中だ」と興奮気味に伝えた。
なかでもフィギュア大国ロシアは、紀平のアイスダンス転向に高い関心を注いでいる。地元メディア『FS Gossips』は「リカ・キヒラは、新パートナーとなるシンゴ・ニシヤマとともにアイスダンスの旅へ」と題した記事を配信。新しいカテゴリーで完全復活を期す元女王に興味津々だった。
記事では、紀平が右足首の故障が長引き、2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表選考を兼ねた全日本選手権につながる中部選手権を直前で棄権したことを説明。「高難度ジャンプが制限されるなか、キヒラは26年ミラノ・コルティナ五輪のシングル出場資格獲得のチャンスが事実上消滅した。しかし、彼女は新たな挑戦を示唆し、それがアイスダンスだったことが判明した」と予想外の転向だと論じた。
他にも、日本がミラノ・コルティナ五輪のアイスダンス個人でオリンピック出場枠を逃したことを補足。「キヒラとニシヤマは26年のミラノ五輪(団体戦)と30年のフランス・アルプス地域五輪の両方に焦点を合わせ、オリンピックの舞台で戦う決意を固めている」とし、かつてロシア勢のライバルと目された紀平の動向を気にしていた。
海外スケーターとトップを争った元全日本女王の決断と、その挑戦は大きな脚光を浴びている。
構成●THE DIGEST編集部
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