９月の東京世界陸上で女子5000メートルに出場した山本有真が９月30日までに自身のXを更新。来年６月の日本選手権（愛知・パロマ瑞穂スタジアム）への現地観戦をユニークに呼びかけ、ファンの関心を集めている。

　愛知・豊田市出身の山本は日本陸上競技連盟が投稿した第110回日本選手権のスーパー先行観戦チケットの告知を引用。「なんと私の地元開催!! 思い出いっぱいの名古屋」と反応を示した。

　続けて、「応援のついでに行けそうな私のおすすめスポットでも紹介しましょうか？ そしたら応援来てくれる、、？」と猛アピール。2026年に愛知・名古屋で開催するアジア大会の日本代表選考会を兼ねた注目大会の来場をお願いした。

　すると、この投稿にファンが早速反応。「行く」「新しいパロマ瑞穂だよね！いっぱい思い出がありますね」「地元愛知、応援にいきますよ」「美味しい食べ物沢山ありそうだな」「頑張って故郷に錦を」「地元開催頑張って!!」「アジア大会出てるとこ見たい！」といった、激励が続々と届いた。
  　東京世界陸上の女子5000メートル予選（18日）で山本は国立競技場が沸く積極果敢なレースをみせた。自らの記録更新のため、そして同組だった田中希実のために序盤から先頭で引っ張った。結果的に自身は18位で予選落ちとなったが、山本のペースで好位置につけた田中は４大会連続の決勝進出を果たした。

　レース後に２人は手を握り、健闘を称えるかのように熱いハグ。「ゆまちゃんと２人で作ったレースだよ」（田中）と感謝の言葉をかけてもらったことをのちに取材エリアで明かし、まるで特攻のような激走に多くの称賛が上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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