12年ぶりの快挙達成に、国立競技場のボルテージは最高潮に達した。
9月19日、東京世界陸上は大会7日目を迎え、イブニングセッションのトリを飾ったのが女子200メートル決勝だった。今大会ですでに女子100メートルを制しているメリッサ・ジェファーソン・ウッデン(アメリカ)か、あるいは大会3連覇を狙うシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)か。一騎撃ちの様相を呈するなか、圧巻の走りで激闘を制したのはウッデンだった。
タイムは今季世界最高記録となる21秒68。女子100メートルとの2冠達成は、2013年モスクワ大会でシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が達成して以来、実に12年ぶりで、史上4人目の偉業達成となった。
そんななか、ラストスパートでわずかにジャクソンを振り切って銀メダルに輝いたのが、エイミー・ハント(英国)だ。100メートル通過時点で6番手ながら、そこから猛ラッシュを決め込んでのフィニッシュ。2強の間に見事割って入り、番狂わせを演じた。
このハントの力走をストレートに称えたのが、大会アンバサダーを務める俳優の織田裕二さん。レース後にTBSの中継ブースで「まさかまさか、ウッデンのぶっちぎり」と振り返ったうえで、「そして驚きは2位に入った選手ですよ。イギリスのハント選手。白人選手が2位入ったって、これは僕にとってはすごい驚き。嬉しい驚きです」と、興奮気味に率直な想いを明かした。
昨年のパリ五輪で女子4×100メートルリレーに英国代表の一員として出場したハント。銀メダルを獲得した23歳だったが、世界大会での個人メダルは今回が初だ。ゴール後には自身も「信じられない!」といった表情を浮かべ、うっすらと涙を浮かべる姿がまた印象的だった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】女子200m決勝で銀メダルのサプライズ! イギリス陸上界が誇る“美しき新星”エイミー・ハントの厳選ショットを一挙お届け!
【動画】女子200m決勝、まさかの銀メダル獲得にハント本人が驚きの表情を浮かべる!
9月19日、東京世界陸上は大会7日目を迎え、イブニングセッションのトリを飾ったのが女子200メートル決勝だった。今大会ですでに女子100メートルを制しているメリッサ・ジェファーソン・ウッデン(アメリカ)か、あるいは大会3連覇を狙うシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)か。一騎撃ちの様相を呈するなか、圧巻の走りで激闘を制したのはウッデンだった。
タイムは今季世界最高記録となる21秒68。女子100メートルとの2冠達成は、2013年モスクワ大会でシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が達成して以来、実に12年ぶりで、史上4人目の偉業達成となった。
そんななか、ラストスパートでわずかにジャクソンを振り切って銀メダルに輝いたのが、エイミー・ハント(英国)だ。100メートル通過時点で6番手ながら、そこから猛ラッシュを決め込んでのフィニッシュ。2強の間に見事割って入り、番狂わせを演じた。
このハントの力走をストレートに称えたのが、大会アンバサダーを務める俳優の織田裕二さん。レース後にTBSの中継ブースで「まさかまさか、ウッデンのぶっちぎり」と振り返ったうえで、「そして驚きは2位に入った選手ですよ。イギリスのハント選手。白人選手が2位入ったって、これは僕にとってはすごい驚き。嬉しい驚きです」と、興奮気味に率直な想いを明かした。
昨年のパリ五輪で女子4×100メートルリレーに英国代表の一員として出場したハント。銀メダルを獲得した23歳だったが、世界大会での個人メダルは今回が初だ。ゴール後には自身も「信じられない!」といった表情を浮かべ、うっすらと涙を浮かべる姿がまた印象的だった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】女子200m決勝で銀メダルのサプライズ! イギリス陸上界が誇る“美しき新星”エイミー・ハントの厳選ショットを一挙お届け!
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