F1第18戦のシンガポール・グランプリは10月4日に予選が行なわれ、レッドブルの角田裕毅はQ2敗退の15番手に止まり、決勝は繰り上げで13番グリッドからスタートすることになる。
初日からフロントのグリップ不足を訴えていた角田は、25周回でベストタイムは全体18番手となる1分31秒440を計測したフリー走行3回目を経て予選に臨み、Q1ではラストアタックで1分30秒574にタイムを上げて10番手通過。黄旗無視の疑いをかけられた状態(後にお咎めなし)で迎えたQ2では、1回目の1分30秒353を更新できないまま、ラウンド最下位で2日目を終えた。
後にウィリアムズ勢が失格になったことで、グリッドポジションは2つ上がった彼は、終始苦戦を強いられることになったこのセッションを「今日の予選は自分のセッションではありませんでした」と表現して総括し、「全体的にグリップに本当に苦しみ、Q1からQ2にかけてほとんど改善しませんでした。昨日と比べても、今日の方がグリップが悪く感じました」と振り返った(F1公式サイト『F1.com』より)。
「昨日はあまり問題を感じなかったので、こうなってしまったのは残念です。本来、ここまで難しいはずではないと思います。ただ、ペースはバクー(アゼルバイジャンGP)以前より確実に良くなっているので、少なくともそこには進歩が感じられます。自信は失っていませんが、もっと車の一貫性がほしいです。今日は本当に、タイヤが上手く機能しなかったように感じました。決勝がかなり後方からのスタートということは残念ですが、ポイントを獲得できることを期待しています」
またメディアのインタビューでも、「グリップが足りない、それだけです。普通なら得られるはずのグリップがありませんでした。スライドに苦しんでいて、ベストは尽くしましたが、厳しい状況です」と「RB21」の問題を明かした角田は、今週末にチームメイトのマックス・フェルスタッペンにだけアップデートが施されたことについても言及している(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「違いはありますが、極端な影響が出るようなものではないはずです。このグランプリの後に確認することになるかもしれませんが、ただのフロントウイングなので、そんなに大きな違いにはならないはずです。とはいえ、今の自分に足りていない部分は、まさにそのフロントウイングが助けになり得る部分でもあります」
そんな日本人ドライバーについて、レッドブルのローラン・メキーズ代表は「ユウキは今日のグリップレベルには非常に不満を感じており、最終的にQ3へ進出するだけのパフォーマンスを発揮できなかった。しかし、彼はバクーで見せたように、レースペースで前進できる力を持っているし、車への自信も深めている」とのコメントを残した。
初日からフロントのグリップ不足を訴えていた角田は、25周回でベストタイムは全体18番手となる1分31秒440を計測したフリー走行3回目を経て予選に臨み、Q1ではラストアタックで1分30秒574にタイムを上げて10番手通過。黄旗無視の疑いをかけられた状態(後にお咎めなし)で迎えたQ2では、1回目の1分30秒353を更新できないまま、ラウンド最下位で2日目を終えた。
後にウィリアムズ勢が失格になったことで、グリッドポジションは2つ上がった彼は、終始苦戦を強いられることになったこのセッションを「今日の予選は自分のセッションではありませんでした」と表現して総括し、「全体的にグリップに本当に苦しみ、Q1からQ2にかけてほとんど改善しませんでした。昨日と比べても、今日の方がグリップが悪く感じました」と振り返った(F1公式サイト『F1.com』より)。
「昨日はあまり問題を感じなかったので、こうなってしまったのは残念です。本来、ここまで難しいはずではないと思います。ただ、ペースはバクー(アゼルバイジャンGP)以前より確実に良くなっているので、少なくともそこには進歩が感じられます。自信は失っていませんが、もっと車の一貫性がほしいです。今日は本当に、タイヤが上手く機能しなかったように感じました。決勝がかなり後方からのスタートということは残念ですが、ポイントを獲得できることを期待しています」
またメディアのインタビューでも、「グリップが足りない、それだけです。普通なら得られるはずのグリップがありませんでした。スライドに苦しんでいて、ベストは尽くしましたが、厳しい状況です」と「RB21」の問題を明かした角田は、今週末にチームメイトのマックス・フェルスタッペンにだけアップデートが施されたことについても言及している(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「違いはありますが、極端な影響が出るようなものではないはずです。このグランプリの後に確認することになるかもしれませんが、ただのフロントウイングなので、そんなに大きな違いにはならないはずです。とはいえ、今の自分に足りていない部分は、まさにそのフロントウイングが助けになり得る部分でもあります」
そんな日本人ドライバーについて、レッドブルのローラン・メキーズ代表は「ユウキは今日のグリップレベルには非常に不満を感じており、最終的にQ3へ進出するだけのパフォーマンスを発揮できなかった。しかし、彼はバクーで見せたように、レースペースで前進できる力を持っているし、車への自信も深めている」とのコメントを残した。