第79回国民スポーツ大会（国スポ）の陸上競技第４日が、10月６日に滋賀県の平和堂HATOスタジアムで開催された。成年女子100メートルの決勝では、東京世界陸上で女子100メートル障害に出場した中島ひとみ（長谷川体育施設）が登場。11秒66で２位に入った。

　中島は、予選で11秒60、準決勝では11秒59で、ともに１着で通過。そして迎えたファイナルでは、日本選手権の優勝経験があり、このレースで11秒57をマークした御家瀬緑（住友電工）にこそ及ばなかったが、見事に入賞を果たした。
  “専門外”の種目で見せつけた韋駄天ぶりに、SNS上では「本職じゃないのに２位は凄い」「ハードルだけじゃないのすごすぎる」「まじで100も速いんだな」「まだハードルのタイムも伸びそう、すごいなー！」といった声が上がった。

　大会初出場だった東京世界陸上では、100メートル障害で準決勝に進出した中島。準決勝のスタート前には、人気漫画『鬼滅の刃』の猗窩座のポーズを披露して注目を浴びた。その後、９月には大手スポーツブランドの「ナイキ」との契約締結を発表。充実の一途にある30歳のさらなる活躍に、期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】30歳で初の世界陸上出場！女子100m障害の「ニューヒロイン」中島ひとみを特集！

【画像】世界陸上・女子5000m出場の山本有真の厳選ショットを一挙公開！

【画像】東京世界陸上に降臨した話題の“可愛すぎる女神”今田美桜の喜怒哀楽、厳選ショットを一挙公開！