10月5日、欧州古馬中長距離戦線の最高峰である凱旋門賞(仏G1、ロンシャン・芝2400m)が行なわれ、JRA独自の馬券発売で10番人気のダリズ(牡3歳/仏/F.グラファール厩舎)が、2番人気ミニーホーク(牝3歳/愛/A.オブライエン厩舎)との激しい追い比べを制して、アタマ差で優勝。ダリズはこれが初のG1勝利だった。祖母(父の母)アーバンシー(1993年)、父シーザスターズ(2009年)に続き、凱旋門賞の親仔三代制覇というメモリアルな記録を達成した。走破タイムは2分29秒17だった。
5馬身半差の3着には5番人気のソジー(牡4歳/仏/A.ファーブル厩舎)が入り、そこからアタマ+クビ差の5着には4番人気に推されたビザンチンドリーム(牡4歳/栗東・坂口智康厩舎)が入った。その他の日本馬は、3番人気に推されたクロワデュノール(牡3歳/栗東・斉藤崇史厩舎)が14着、6番人気のアロヒアリイ(牡3歳/美浦・田中博康厩舎)が16着に終わった。
金曜から土曜にかけて雨にたたられて重馬場になったロンシャン競馬場。前哨戦のプランスドランジュ賞(G3)でクロワデュノールが2着に降していた人気薄であり、ブックメーカーでは下位人気にすぎない地元馬が逆転劇を演じ切った。
日本から見守るファンをやきもきさせたのは、大外17番枠からのスタートとなるクロワデュノールの出方だった。幸いにして好スタートを切ったクロワデュノールは、徐々に内へ寄せながら、ハナに立ったロスアンゼルス(牡4歳/愛/A.オブライエン厩舎)と雁行。お互いに出方をうかがっていたが、ロスアンゼルスが抑えたため、クロワデュノールが押し出されるように逃げる形になった。
4番枠から出たアロヒアリイは地元期待のアヴァンチュール(牝4歳/仏/C.フェルラン厩舎)の近くで7番手あたりを追走し、15番枠スタートのビザンチンドリームは内ラチ沿いに潜り込んで10番手付近で直線勝負にかける態勢をとった。
5馬身半差の3着には5番人気のソジー(牡4歳/仏/A.ファーブル厩舎)が入り、そこからアタマ+クビ差の5着には4番人気に推されたビザンチンドリーム(牡4歳/栗東・坂口智康厩舎)が入った。その他の日本馬は、3番人気に推されたクロワデュノール(牡3歳/栗東・斉藤崇史厩舎)が14着、6番人気のアロヒアリイ(牡3歳/美浦・田中博康厩舎)が16着に終わった。
金曜から土曜にかけて雨にたたられて重馬場になったロンシャン競馬場。前哨戦のプランスドランジュ賞(G3)でクロワデュノールが2着に降していた人気薄であり、ブックメーカーでは下位人気にすぎない地元馬が逆転劇を演じ切った。
日本から見守るファンをやきもきさせたのは、大外17番枠からのスタートとなるクロワデュノールの出方だった。幸いにして好スタートを切ったクロワデュノールは、徐々に内へ寄せながら、ハナに立ったロスアンゼルス(牡4歳/愛/A.オブライエン厩舎)と雁行。お互いに出方をうかがっていたが、ロスアンゼルスが抑えたため、クロワデュノールが押し出されるように逃げる形になった。
4番枠から出たアロヒアリイは地元期待のアヴァンチュール(牝4歳/仏/C.フェルラン厩舎)の近くで7番手あたりを追走し、15番枠スタートのビザンチンドリームは内ラチ沿いに潜り込んで10番手付近で直線勝負にかける態勢をとった。




