東京世界陸上に初出場した女子100メートル障害の中島ひとみが10月６日に国民スポーツ大会（通称＝国スポ）の成年女子100メートル決勝に出場し、11秒66の２位に入った。大舞台で披露した人気漫画のポーズを再演し、大会公式SNSが愛あるイジリで30歳の女子ハードラーにエールを送った。

　100メートル障害では12秒71の日本歴代２位の記録を持つ中島が、専門外の100メートルにエントリー。予選では同じ組に200メートルの日本記録保持者で、東京世界陸上代表の井戸アビゲイル風果を猛追。ゴール直前でかわして１着フィニッシュする快走で会場を沸かせ、予選全体トップの11秒60で準決勝に駒を進めた。

　中島は準決勝でも11秒59をマークし、全体トップのタイムで決勝進出。迎えた決勝は、御家瀬緑を捉えられず２位フィニッシュ。後半追い上げを見せたが、わずかに届かなかった。
  　東京世界陸上の公式インスタグラム『TOKYO FORWARD 2025』は７日までに国スポに出場した中島の厳選カットを計13枚どどーんと放出。９月の世界陸上女子100メートル障害準決勝スタート前に披露した人気漫画『鬼滅の刃』の猗窩座のポーズを笑顔でアピールする可愛いカットを皮切りに、スタート前の緊張した表情からフィニッシュ後の躍動感溢れる美しいフォーム、カメラ目線で両手ピースやOKマークを送る選りすぐりの写真がアップされた。

　ハッシュタグには「国スポ」「Roadto...」の他に「めっちゃ足速いギャル」「そういえば8月の取材で100m11秒5台出せてるって言ってた」「とことん輝け」などのワードを添え、中島の走りを称賛していた。

　この投稿にはファンも早速反応。「可愛いのに真剣な表情の時はかっこいいしほんと魅力的」「細身の身体からのパワーがすごい」「美人...筋肉も美しい」「おー！猗窩座ポーズ」「気さくでサービス精神旺盛で、速いって最強ですやん！」など、コメント欄は活況を呈した。

構成●THE DIGEST編集部

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