ボクシングWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者の井上尚弥が、17日に自身のＳＮＳを更新。ファンへのお願いメッセージを投稿した。

　４月25日にラスベガスのマンダレイベイ・リゾート＆カジノで、WBO同級王者のジョンリール・カシメロ（フィリピン）と３団体統一戦を控えるモンスターは、ツイッターで「大事な試合の前なので 次戦が終わるまで握手写真撮影は控えさせてくださいね」とリクエスト。猛威を振るっている新型コロナウイルスはもちろん、インフルエンザ等の感染症予防のために、ファンサービスを一旦休止すると伝えたのだ。
  　このメッセージにファンが反応。「是非に及ばず！」「色んな感染症が流行ってますからね」「分かりました、頑張れ井上選手」「念には念を‼︎万全の対策で勝利だけでＯＫです」「それをわざわざTwitterで言ってくれるチャンピオンの礼儀正しさよ」などと賛同と応援の声が多数寄せられた。

　対戦相手のカシメロは、５日に開いた記者会見で「俺はナオヤ・イノウエのことなんて恐れていない」「俺の方が強いパンチが出せると信じている」「俺はリアル・モンスターだ」などと自信のコメントを残した。確かに３階級制覇の実績は素晴らしく、荒々しいパンチには警戒が必要だ。とはいえ、井上優位の声は多く、パッキャオのアシスタントトレーナーだったマービン・ソモディオも「カシメロも攻撃力は素晴らしいが、スキル面では井上が明白に上回っている」と述べている。

　運命の決戦は４月25日。井上には万全の状態で試合を迎えてもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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