2014年にロードレース世界選手権Moto3クラス、2019年にMoto2クラスのチャンピオンを獲得し、2020年は実兄マルクのチームメートとしてレプソル・ホンダ・チームから最高峰MotoGPクラスに参戦するアレックス・マルケスが、幼少期の兄弟での記念写真をTwitterで公開した。
「誕生日おめでとう、尊敬するマルク! 忘れられない1年になるよ!!」と綴られたこの投稿は、2月17日に27歳の誕生日を迎えた兄マルクを祝福するもので、MotoGPクラスの6回を含む計8回の世界タイトルを誇る兄も「ありがとう。僕らはいつも一緒だね! 最高の水着とお腹(笑) 愛してるよ!!」と反応し、普段からの仲の良さをうかがわせた。
鍛え上げられた身体の兄マルクが身長170cm弱なのに対して、弟のアレックスは約180cmとレーシングライダーとしては大柄だ。現在背丈では弟が兄を追い抜いているが、さすがに子どもの頃は兄のほうが大きく、いかにも幼児といった体型のアレックスの手を握るマルクには兄らしい雰囲気が漂う。どこか可愛らしさを残しながら精悍な現在の風貌だ。
これには多くのファンも「可愛い!」「貴重な写真!」「お誕生日おめでとう」と沸いた。
2019年、4年連続王者に輝いたマルクと弟のアレックスは、兄弟ライダーとしてレースファンにはお馴染みの存在で、2014年にはアレックスがMoto3クラス、兄マルクがMotoGPクラスで2度目のタイトルを奪取。昨年も2度目の同一シーズン兄弟チャンピオンという偉業を達成した。今シーズンは史上初となる兄弟チームでの参戦ということもあり、より世界のファンから注目を集めている。
先日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットにて行なわれた公式テストでは、兄マルクが昨年12月に行なった右肩の手術の経過を見ながらの走行で、最終的なベストタイムは1分58秒772の総合13番。まだMotoGPマシンに慣れる段階の弟アレックスが、トップと0.693秒差の18番手とともに本調子とはいかない様子だが、いざシーズンが始まれば、この写真のように兄弟揃って手を取り合ってポディウムという光景も珍しくなくなるかもしれない。
文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super
「誕生日おめでとう、尊敬するマルク! 忘れられない1年になるよ!!」と綴られたこの投稿は、2月17日に27歳の誕生日を迎えた兄マルクを祝福するもので、MotoGPクラスの6回を含む計8回の世界タイトルを誇る兄も「ありがとう。僕らはいつも一緒だね! 最高の水着とお腹(笑) 愛してるよ!!」と反応し、普段からの仲の良さをうかがわせた。
鍛え上げられた身体の兄マルクが身長170cm弱なのに対して、弟のアレックスは約180cmとレーシングライダーとしては大柄だ。現在背丈では弟が兄を追い抜いているが、さすがに子どもの頃は兄のほうが大きく、いかにも幼児といった体型のアレックスの手を握るマルクには兄らしい雰囲気が漂う。どこか可愛らしさを残しながら精悍な現在の風貌だ。
これには多くのファンも「可愛い!」「貴重な写真!」「お誕生日おめでとう」と沸いた。
2019年、4年連続王者に輝いたマルクと弟のアレックスは、兄弟ライダーとしてレースファンにはお馴染みの存在で、2014年にはアレックスがMoto3クラス、兄マルクがMotoGPクラスで2度目のタイトルを奪取。昨年も2度目の同一シーズン兄弟チャンピオンという偉業を達成した。今シーズンは史上初となる兄弟チームでの参戦ということもあり、より世界のファンから注目を集めている。
先日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットにて行なわれた公式テストでは、兄マルクが昨年12月に行なった右肩の手術の経過を見ながらの走行で、最終的なベストタイムは1分58秒772の総合13番。まだMotoGPマシンに慣れる段階の弟アレックスが、トップと0.693秒差の18番手とともに本調子とはいかない様子だが、いざシーズンが始まれば、この写真のように兄弟揃って手を取り合ってポディウムという光景も珍しくなくなるかもしれない。
文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super