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角田裕毅は「もう下り坂だ」 元F1王者が断言「何もチームにもたらしていない」 ラインアップ決定を延期したレッドブルは「角田に過保護」と苦言も

THE DIGEST編集部

2025.11.01

来季残留へ、残り4戦で結果が求められている角田。(C)Getty Images

来季残留へ、残り4戦で結果が求められている角田。(C)Getty Images

 レッドブルの角田裕毅は現地10月26日、第20戦メキシコGP決勝で10番グリッドから11位フィニッシュ。入賞を十分狙える走りを見せていたが、ピット作業のミスなどが響き、2戦連続のポイントを逃した。

 レッドブルの来季ドライバー・ラインアップが定まらない状況が続くなか、残留を狙う角田の来季所属先も必然的にまだ決まっていない。チームアドバイザーのヘルムート・マルコ顧問は決定の時期を10月末、つまりメキシコGPに定めると明言していたが、のちにその期限を最終戦アブダビGP後に延期。引き続き角田のパフォーマンスを測り続ける姿勢を示している。

 この状況に苦言を呈したのが元F1王者のジャック・ビルヌーブ氏だ。スポーツ専門局『Sky Sports』のポッドキャスト番組『The F1 Show』に出演した際、メキシコGPで未入賞だった角田に対して、レッドブルのチーム代表ローラン・メキース氏が「最高の週末を過ごした」と評価を下した点に疑問を投げかけた。
 
「チームがどうして『ああ、彼(角田)は良い週末を過ごした』と言えるのか理解できない。他の週末よりは良いかもしれないが、まだチームメイトから非常に遠いところにいる。レースペース、チームのポイント、マックスのチャンピオンシップの助けなど、何もチームにもたらしていない」

 さらにビルヌーブ氏は角田について、「豊富な経験がある。キャリアハイのパフォーマンスはすでに見てきた。もう下り坂だ」と厳しく評価。「どうやらチームは何らかの理由で彼に過保護だ」となかなか来季のセカンドドライバーを発表しないレッドブルを批判した。

 もうひとりのレッドブルのシート候補に挙げられているアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)はオランダGPで3位表彰台に輝いたのち、10位→10位→11位→16位→13位で獲得2ポイントと失速。サマーブレイク明けの得点では角田の方がわずかに多い状況(角田=18点、ハジャー=17点)であり、残り4戦の結果次第でドライバーを選ぶ可能性もある。

 チームが結論を先延ばししたのは、首脳陣がビルヌーブ氏とは違い、角田の“天井”を高く評価している表れとも考えられる。角田は残り4レースでパフォーマンス、そして結果という形でその期待に応えられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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