バドミントンの女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽が11月3日、都内でコンディショニングブランド『TENTIAL』の体験型イベント『TENTIAL Potential Project』に参加した。イベント後の囲み取材では、8月にペアを組んだばかりの“先輩”との連携について興味深い言及をした。
第1部ではバドミントン講習会で参加者30人と笑顔で交流。所属する再春館製薬所のユニホームを着てバドミントンのアドバイスを送り、ときには手本として実践するなど参加者は熱心に耳を傾けた。後半はダブルスのエキシビションマッチを実施。目にも止まらぬ速いスマッシュを放ち、歓声が上がる場面もあった。
第2部では食事・睡眠・身体の使い方をテーマにトークショーを展開。「体重が落ちやすいので、試合がない期間は多めに食べる。試合前は消化のいいものだったり、栄養面を考えている」「寝る前には必ずストレッチをやる」といったルーティーンなどを明かした。
トークショー後の囲み取材では、9月に新ペアを結成した五十嵐(旧姓・東野)有紗とのコンビ間について振り返った。
志田は8月の世界選手権を最後に、11年間コンビを組んだ松山奈未とのペアを解消。2028年ロサンゼルス五輪での金メダルを見据え、混合ダブルスで五輪2大会連続銅メダルの五十嵐との新ペアを発表。ともに五輪メダリストである2人のコンビネーションの精度はまだまだこれからだが、最近の国際大会ではベスト4の成績を残すなど伸びしろは十分だ。
ただ、やはり最初は「嚙み合わないところがあった」と率直に明かす。「五十嵐選手はすごく仲良くしてたんですけど、やっぱり“先輩”という意識が自分のなかでちょっとあって。先輩と組むときは緊張して『申し訳ない...申し訳ない...』と思いながらプレーしてしまって、自分のプレーをあまり出すことができなかった」と年上選手であるがゆえ萎縮。遠慮してしまい、「パニックになってしまった」と正直に吐露した。
しかし大会を重ねるごとに「先輩だけど『自分が引っ張っていくつもりでやらなきゃ!』と思って(コートに)入った時に、それがちょっとずつ(海外の大会で)出せた。そこは成長したところかな」とペアとして成長を実感したという。
今月11日に開幕する熊本オープンは五十嵐とのペアでは、国内初お披露目の場となる。「熊本で行なわれる国際大会というのは本当に貴重だと思うので、悔しいで終わらないようにしたい。皆さんに楽しいプレーを見せられるように、自分自身が楽しんでいけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】まさに秋田美人!世界が惚れる“バドミントン界のアイドル”志田千陽を厳選ショットでお届け!
【画像】TENTIAL Potential Project Vol.1に参加した志田千陽を特集!
第1部ではバドミントン講習会で参加者30人と笑顔で交流。所属する再春館製薬所のユニホームを着てバドミントンのアドバイスを送り、ときには手本として実践するなど参加者は熱心に耳を傾けた。後半はダブルスのエキシビションマッチを実施。目にも止まらぬ速いスマッシュを放ち、歓声が上がる場面もあった。
第2部では食事・睡眠・身体の使い方をテーマにトークショーを展開。「体重が落ちやすいので、試合がない期間は多めに食べる。試合前は消化のいいものだったり、栄養面を考えている」「寝る前には必ずストレッチをやる」といったルーティーンなどを明かした。
トークショー後の囲み取材では、9月に新ペアを結成した五十嵐(旧姓・東野)有紗とのコンビ間について振り返った。
志田は8月の世界選手権を最後に、11年間コンビを組んだ松山奈未とのペアを解消。2028年ロサンゼルス五輪での金メダルを見据え、混合ダブルスで五輪2大会連続銅メダルの五十嵐との新ペアを発表。ともに五輪メダリストである2人のコンビネーションの精度はまだまだこれからだが、最近の国際大会ではベスト4の成績を残すなど伸びしろは十分だ。
ただ、やはり最初は「嚙み合わないところがあった」と率直に明かす。「五十嵐選手はすごく仲良くしてたんですけど、やっぱり“先輩”という意識が自分のなかでちょっとあって。先輩と組むときは緊張して『申し訳ない...申し訳ない...』と思いながらプレーしてしまって、自分のプレーをあまり出すことができなかった」と年上選手であるがゆえ萎縮。遠慮してしまい、「パニックになってしまった」と正直に吐露した。
しかし大会を重ねるごとに「先輩だけど『自分が引っ張っていくつもりでやらなきゃ!』と思って(コートに)入った時に、それがちょっとずつ(海外の大会で)出せた。そこは成長したところかな」とペアとして成長を実感したという。
今月11日に開幕する熊本オープンは五十嵐とのペアでは、国内初お披露目の場となる。「熊本で行なわれる国際大会というのは本当に貴重だと思うので、悔しいで終わらないようにしたい。皆さんに楽しいプレーを見せられるように、自分自身が楽しんでいけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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