フランス出身の女性騎手、ミカエル・ミシェルが怒涛のインスタグラム投稿だ。木曜日深夜に４つの投稿、合計27枚の写真をアップロードした。

　24歳の実力派は、１月24日に来日。本国のフランスで114勝を挙げた実績を携えて、大好きな日本で活躍するため、今回は地方競馬での短期免許を取得（３月31日まで）した。これまでに大井や高知、船橋などを転々とし、今週は浦和競馬場でファンの話題をさらっているのだ。

　月曜日からの４日間で５勝を飾り、木曜日も第１レースで単独１番人気のトゥーナノクターンに騎乗して見事１着でゴールイン。「思い通りのレースができました」と語った。騎乗機会６日連続の勝利となり、来日後116戦して13勝（勝率11.2％）と好調を維持している。

　投稿した写真のなかでも、ひときわ美しく映えているのが勝利後のスマイルカットだ。「私はダート（土）が好き」と題し、レース後に泥の跳ねでビショビショになりながら、ゴーグルを外して弾けんばかりの笑顔を披露。フォロワーからは「最高のスマイル！」「日本でのレースをエンジョイしているね」「カッコイイ」といった書き込みが寄せられている。 　ミシェル騎手の次なる舞台は、九州の佐賀競馬場。そして月末にはサウジアラビアに遠征し、武豊騎手らとともに招待レース「インターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ」に参戦する予定だ。地方競馬の枠を超えて、その人気と注目度が急加速的に高まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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