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紀平梨花が全日本での声援に感謝 “りかしん”最大目標を公言「2030年の五輪目指して努力します」

THE DIGEST編集部

2025.12.23

“りかしん”が30年五輪出場を目指すと発表した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

“りかしん”が30年五輪出場を目指すと発表した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 2026年ミラノ・コルティナ五輪の日本代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権にアイスダンスで出場した紀平梨花が12月23日に公式SNSを更新。2030年の冬季五輪出場を目指すと表明した。

 自身3シーズンぶりとなった全日本はリズムダンス3位、フリーダンス4位。総合4位と表彰台まであと一歩だった。

 競技終了後、紀平は全日本での演技を中心に計9枚の写真を投稿した。「全日本選手権たくさんの応援ありがとうございました! またこうして、皆様の前で滑られたことが本当に嬉しかったです。待っててくださった方々、本当にありがとうございます」と謝辞。舞台裏で1992年アルベールビル五輪の銀メダリスト伊藤みどり氏と笑みを浮かべたカットも併せてアップした。

 続けて「フリーでは悔しさも残りましたが、短期間でここまでに仕上げられたことは、これから先の自信に繋がりました」と綴ったうえで、大きな目標をこう掲げている。
 
「この約3ヶ月間、一生懸命努力して素晴らしいプログラムを一緒に作り上げられたこと、改めてしんごくんには感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、2030年のオリンピックを目指して精一杯努力して参ります」

 紀平は女子シングル時代に2018年グランプリファイナル優勝をはじめ19、20年には全日本連覇を達成した。しかし右足首の負傷で22年北京五輪の出場を逃すと、故障の回復が長引き長期欠場が続いた。26年ミラノ・コルティナ五輪はシングルで出場する可能性が消滅すると、今年9月に西山真瑚とのカップル結成を電撃発表。結成2か月半で国内最高峰の舞台にまで進出し、フリーダンスと合計点は自己ベストを更新した。

▼全日本フィギュアスケート選手権 アイスダンス結果(カッコ内はフリーダンス得点)
優勝 吉田唄菜/森田真沙也 172.29点(103.51)
2位 櫛田育良/島田高志郎 165.75点(100.76)
3位 佐々木彩乃/池田喜充 146.22点(92.13)
4位 紀平梨花/西山真瑚 144.41点(86.97)
5位 浦松千聖/田村篤彦 131.55点(80.62)

構成●THE DIGEST編集部

【画像】ミラノ・コルティナ五輪フィギュア日本代表が決定!記者会見に臨んだ選手たちを特集!
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