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格闘技・プロレス

日本人初アマ世界ユース王者の12.27WBA世界スーパーフェザー級王座挑戦が中止に…眼窩底骨折で欠場と米報道

THE DIGEST編集部

2025.12.18

プロ8戦全勝で世界初挑戦が予定されていた堤。大怪我を報じられた。(C)Getty Images

プロ8戦全勝で世界初挑戦が予定されていた堤。大怪我を報じられた。(C)Getty Images

 12月18日、米国の老舗ボクシング誌『THE RING』は、今月27日にWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者ジェームス・ディケンズ(イギリス)に挑戦する予定だった同級3位・堤駿斗の負傷欠場を報じた。

 26歳で初の世界王座挑戦が、予想もしないアクシデントで幻に終わった。同メディアは「(堤は)トレーニングキャンプ中の眼窩底骨折により試合から離脱することになった」と報道。代役挑戦者の言及はなく、タイトルマッチ自体がなくなると見通した。

 加えて、「ディケンズ対堤の試合が、後日に再調整されるのか。あるいは両者が別々の道を歩むことになるのかは不明だ」と記し、再戦が不透明の事態になっている。

 当時高校2年だった堤は2016年に世界ユース選手権フライ級で優勝。日本人初の同選手権王者に輝き、22年にプロ転向。3戦目でOPBF東洋太平洋フェザー級王者に就くと、24年にはレネ・アルバラード(ニカラグア)とのWBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦を制すなど、ここまで8戦8勝(5KO)。新進気鋭のボクサーとして期待されていた。
 
 同試合は、サウジアラビアのリアドで開催する興行「The Ring V: Night of the Samurai」内の一部試合で、同イベントには世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥がWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)とのビッグマッチを予定。他にも、前WBC・IBF統一バンタム級王者・中谷潤人がスーパーバンタム級転向初戦を、世界2階級制覇の寺地拳四朗がWBC、WBC統一フライ級王座陥落からの再起戦など、日本のボクシング界トップ選手が集結する大型興行として大きな注目を注がれている。

構成●THE DIGEST編集部

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