フィギュアスケートの全日本選手権が12月19日、東京・代々木第一体育館で女子ショートが行なわれ、開幕前日に現役引退を表明した三原舞依が62.77点をマーク。演技後はスタンド総立ちのスタンディングオベーションに包まれ、第1グループを終え暫定2位につけた。
ラストの全日本。3番滑走で登場した三原は演技直前、いつものように恩師・中野園子コーチに背中をバシっと後押しされて氷上に飛び出した。
三原は最初のダブルアクセル、3回転フリップを難なく着氷。ショート曲『戦場のメリークリスマス』のメロディーが盛り上げる後半は会場から大きな手拍子が起こる。
後半のコンビネーションは最初の3回転ルッツがオーバーターンになり出来栄えを落としたが、最後まで滑り切った。
安定感ある滑らかなスケーティングで会場を魅了した三原の演技に会場はスタンディングオベーションの大歓声。「MAI」と刺繍されたピンク色の応援バナーが揺れ、その光景に三原は笑顔で手を振った。
今大会は来年2月に開幕するミラノ・コルティナ五輪の代表最終選考会を兼ねている。代表争いが熾烈な女子シングル出場枠「3」を巡り、例年以上に大きな注目が集まっているなか、26歳のスケーターが今できる満足の演技を披露した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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ラストの全日本。3番滑走で登場した三原は演技直前、いつものように恩師・中野園子コーチに背中をバシっと後押しされて氷上に飛び出した。
三原は最初のダブルアクセル、3回転フリップを難なく着氷。ショート曲『戦場のメリークリスマス』のメロディーが盛り上げる後半は会場から大きな手拍子が起こる。
後半のコンビネーションは最初の3回転ルッツがオーバーターンになり出来栄えを落としたが、最後まで滑り切った。
安定感ある滑らかなスケーティングで会場を魅了した三原の演技に会場はスタンディングオベーションの大歓声。「MAI」と刺繍されたピンク色の応援バナーが揺れ、その光景に三原は笑顔で手を振った。
今大会は来年2月に開幕するミラノ・コルティナ五輪の代表最終選考会を兼ねている。代表争いが熾烈な女子シングル出場枠「3」を巡り、例年以上に大きな注目が集まっているなか、26歳のスケーターが今できる満足の演技を披露した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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