2025年12月21日、ミラノ・コルティナ五輪（26年２月６日開幕）に臨むフィギュアスケート日本代表のメンバーが発表された。男子シングル３枠（鍵山優真、佐藤駿、三浦佳生）、女子シングル３枠（坂本花織、中井亜美、千葉百音）、ペア２枠（三浦璃来／木原龍一組、長岡柚奈／森口澄士組）、アイスダンス１枠（吉田唄菜／森田真沙也組）での出場選手が告げられた後の会見で、注目されたのが三浦璃来のコメントだ。

　２０日のショートプログラム、三浦は演技直前の６分間練習で左肩を脱臼するアクシデントに見舞われた。トレーナーの応急処置で整復して強行出場し、「りくりゅう」こと三浦&木原ペアは84.91の高得点を叩き出したが、翌日のフリーは「三浦璃来選手の左肩負傷のため」棄権した。

　三浦の状態が気になるなか、本人は日本代表会見の席で「今回私の怪我でフリープログラムを欠場しましたが、五輪代表選手に選んでいただいて嬉しく思っています。怪我を全力で治し、全力でトレーニングして頑張ります」と話した。
  　本番まで50日を切っている中で、ベストコンディションに戻せるのか。現状について三浦は次のように述べた。

「まずは私自身、肩の病院に行って。できるだけ早くいつも通りの練習に戻れるように、まずは身体作りから再始動したいです」

　とにかく、大事に至らないことを願いたい。

構成●THE DIGEST編集部

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