2025年12月21日に発表されたミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート日本代表。今季グランプリファイナル覇者の“りくりゅう”こと三浦璃来&木原龍一組とともにペア代表に選ばれたのが、“ゆなすみ”こと長岡柚奈／森口澄士組である。

　同日の全日本フィギュアでは２年ぶり２度目の優勝。20日のショートプログラム（SP）でシーズンベストの「72.91」を叩き出し、翌日のフリーでは「142.39」をマーク。SP首位の三浦&木原ペアがフリーを棄権したため、合計215.30点で全日本を制した。

　演技後に安堵の表情を見せた長岡は、代表発表会見の席で「オリンピックという夢の舞台に日本代表として選出していただけて、とても嬉しいです。五輪ではしっかりと楽しみながら、自分たちが思い描く演技を披露できるよう努力します」と意気込みを語った。
  　ミラノ・コルティナ五輪は26年２月６日に開幕。あっという間に本番を迎えるスケジュールだ。それについて、長岡は「１日１日を大切にしたいです。緊張する舞台でも自分を信じられるような練習をしたいです」とコメントした。

 緊張との戦いにもなる五輪の舞台。長岡が心から演技を楽しめるかどうかは、残された時間でどれだけ自分を信じ切れる準備ができるかにかかっている。

構成●THE DIGEST編集部

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