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モータースポーツ

レッドブルに激震!! フェルスタッペン“右腕”がアストンマーティンと代表CEO級役職で移籍交渉中 英報道

THE DIGEST編集部

2025.12.27

フェルスタッペン(左)の4連覇に大きく貢献したランビアーゼ氏(右)。(C) Getty Images

フェルスタッペン(左)の4連覇に大きく貢献したランビアーゼ氏(右)。(C) Getty Images

 レッドブルがさらなる人材流出か。

 英モータースポーツ専門メディア『The Race』は現地12月26日、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの担当エンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼ氏がアストンマーティン加入に向けた交渉を行なっていると電撃的に報じた。

 レッドブルでは2015年からレースエンジニアという立場からフェルスタッペンの右腕としてドライバーズタイトル4連覇に大きく貢献してきたランビアーゼ氏。24年からはレッドブル全体のレース責任者を務めていたものの、25年シーズンは個人的な理由から2グランプリを欠場していた。
 
 そんなランビアーゼ氏は25年シーズン最終戦アブダビGPのレース直後には、あふれる感情にこらえきれず涙を流した。その様子が“コンビ解消”の憶測を呼ぶなど、去就に注目が集まっていた。

 26年にフェルスタッペンの担当エンジニアを外れてチーム内の別の役職へ移行するとの情報もあるなか、同メディアは関係者からの話として、ランビアーゼ氏がアストンマーティンと「チーム代表またはCEOレベルの管理職」の可能性を含めて交渉を行なっていると驚きの情報を伝えた。チーム代表には先日、元レッドブルのチーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイ氏の就任発表があったばかりだ。

 ニューウェイ氏をはじめ、元スポーティング・ディレクターのジョナサン・ウィートリー氏(現アウディ・チーム代表)が活躍の場を外に求めるなど、現在レッドブルでは人材流出が目立っている。直近ではフェルスタッペンをF1の舞台へと導いたヘルムート・マルコ博士が退団している。

 ランビアーゼ氏はフェルスタッペンは良き友人関係を築いており、F1界屈指の“名コンビ”と知られている。もし移籍が実現すれば、4連覇王者がレッドブルに留まる理由がまた一つ減ってしまうかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「ユウキが恋しい…」プラカードで掲げられたレッドブル残留を願う一部始終
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