2026年のF1は、レギュレーションの大幅な変更が加えられる。昨季来の10チームにキャデラックという新参者を加え、全てのチームが一からの歩みを始める興味深いシーズンだ。
そんな転換点を前に各国メディアが様々な展望を行なっている。そのなかでスポーツ専門局『FOX SPORTS』オーストラリア版の視点は非常に多岐にわたっており、それぞれの話題について明確に「予想」「予言」している。
まずドライバーズチャンピオン争いでは、同国出身のオスカー・ピアストリが「マクラーレンのエースドライバーになる」と明言する。これまでの対決を数値で振り返りながら「その成長曲線を見る限り、そう遠くない将来にチームメイトで新王者のランド・ノリスを上回る運命にある」と綴った。
ノリスについては苦しみながらようやく頂点に立ったことで「“殺し屋”の本能を身につけた」と進化を高評価。「現王者として、ピアストリや他の全ドライバーにとって、より手強い基準点となるだろう」と予想した。いずれにせよ、この2人の対決は熾烈を極め、ゆえにこれまで再三物議を醸した「パパイヤ・ルール」(チームメイト同士がフェアに戦うための内部規則)にも注目が集まると見ている。
他チームでは、新レギュレーション下での優勢が伝えられるメルセデスのエースであるジョージ・ラッセルのさらなる躍進に期待を寄せる。ラッセルとマクラーレン勢、そして25年に異次元の走りを再三見せて5連覇にあと一歩まで迫ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を合わせた4ドライバーによって、最終戦アブダビGPでの「王者決定戦」が争われるといい、ラッセルが戴冠すると説いた。
キャリアで初の表彰台なしという屈辱の1年を送った7度の世界王者、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)の名前をタイトル争いの面々に挙げなかった同局。「キャリアの幸せな最終章を求める旅は限定的な成功に留まるだろう」と厳しい見通しを立てる。ただ、苦手としていた「グラウンドエフェクト」時代に一区切りがつき、新レギュレーションが「電撃的な走りを再び可能にし、そのうちの一度でハミルトンを再び頂点に導く」と返り咲きが限定的になると予想した。
とはいえ、それがフェラーリをタイトルコンテンダーに導くものとはならず、パワーユニットの開発の問題、チーム内の亀裂が26年も“跳ね馬”を苦しめるという。そしてチームの象徴的な存在であるシャルル・ルクレールを失うという「二重の悪夢」に繋がる可能性も示唆した。
ちなみに同メディアは、ハミルトン、そしてフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)という2人合計でF1参戦853戦、137勝、9回の世界王座を誇る「偉人」が「少なくともこのうちのひとりはF1を去る。ふたりとも去っても、驚かない」と指摘した。
レッドブル王朝が終焉を迎え、世代交代の予感も漂わせている現在のF1。1年後、どのような姿となっているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】「ユウキが恋しい…」プラカードで掲げられたレッドブル残留を願う一部始終
そんな転換点を前に各国メディアが様々な展望を行なっている。そのなかでスポーツ専門局『FOX SPORTS』オーストラリア版の視点は非常に多岐にわたっており、それぞれの話題について明確に「予想」「予言」している。
まずドライバーズチャンピオン争いでは、同国出身のオスカー・ピアストリが「マクラーレンのエースドライバーになる」と明言する。これまでの対決を数値で振り返りながら「その成長曲線を見る限り、そう遠くない将来にチームメイトで新王者のランド・ノリスを上回る運命にある」と綴った。
ノリスについては苦しみながらようやく頂点に立ったことで「“殺し屋”の本能を身につけた」と進化を高評価。「現王者として、ピアストリや他の全ドライバーにとって、より手強い基準点となるだろう」と予想した。いずれにせよ、この2人の対決は熾烈を極め、ゆえにこれまで再三物議を醸した「パパイヤ・ルール」(チームメイト同士がフェアに戦うための内部規則)にも注目が集まると見ている。
他チームでは、新レギュレーション下での優勢が伝えられるメルセデスのエースであるジョージ・ラッセルのさらなる躍進に期待を寄せる。ラッセルとマクラーレン勢、そして25年に異次元の走りを再三見せて5連覇にあと一歩まで迫ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を合わせた4ドライバーによって、最終戦アブダビGPでの「王者決定戦」が争われるといい、ラッセルが戴冠すると説いた。
キャリアで初の表彰台なしという屈辱の1年を送った7度の世界王者、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)の名前をタイトル争いの面々に挙げなかった同局。「キャリアの幸せな最終章を求める旅は限定的な成功に留まるだろう」と厳しい見通しを立てる。ただ、苦手としていた「グラウンドエフェクト」時代に一区切りがつき、新レギュレーションが「電撃的な走りを再び可能にし、そのうちの一度でハミルトンを再び頂点に導く」と返り咲きが限定的になると予想した。
とはいえ、それがフェラーリをタイトルコンテンダーに導くものとはならず、パワーユニットの開発の問題、チーム内の亀裂が26年も“跳ね馬”を苦しめるという。そしてチームの象徴的な存在であるシャルル・ルクレールを失うという「二重の悪夢」に繋がる可能性も示唆した。
ちなみに同メディアは、ハミルトン、そしてフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)という2人合計でF1参戦853戦、137勝、9回の世界王座を誇る「偉人」が「少なくともこのうちのひとりはF1を去る。ふたりとも去っても、驚かない」と指摘した。
レッドブル王朝が終焉を迎え、世代交代の予感も漂わせている現在のF1。1年後、どのような姿となっているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】「ユウキが恋しい…」プラカードで掲げられたレッドブル残留を願う一部始終




