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【F1】「全員使うことになるね」ペレスが予言したレッドブルの凋落...前代表も認めた“使い捨て”とエース偏重「マックスより速ければ問題だった」

THE DIGEST編集部

2026.01.05

ホーナー前代表(右)との会話を明かしたペレス(左)。(C) Getty Images

ホーナー前代表(右)との会話を明かしたペレス(左)。(C) Getty Images

 2026年キャデラックからF1復帰を果たすセルジオ・ペレスは現地1月4日配信のポッドキャスト番組『Cracks』に出演し、レッドブル離脱が決まった際のクリスチャン・ホーナー前代表との会話を明かした。

 21年から加入し、2度のコンストラクターズチャンピオンとマックス・フェルスタッペンの4度のドライバーズタイトル獲得に貢献したペレス。24年にはシーズン中に2年の延長契約を締結したものの、成績不振のためオフに退団。後任はRB(現レーシングブルズ)のリアム・ローソンが務めた。

 ペレスによると、22年序盤は自身にとって安定感あるマシンに仕上がっており、「シミュレーターでマックスより速かったのを覚えている。週末にはレースに勝つことばかり考えていた」という。しかしアップデートが導入されると「コーナーでマシンがどうなるかもう分からなくなって、クラッシュしないように考えてしまっていた」とフェルスタッペン寄りのセットアップに変更されてしまったと示唆した。

 その状況は23年になっても変わらず。序盤は安定したマシンで最初の4戦は勝ち星を分け合っていた両ドライバーだったが、スペインGPで導入されたアップデートを機に「1週当たり1秒」という大きな差が開いてしまったという。
 
 高まるプレッシャーに大きなストレスを抱えたペレスはこれらの出来事の原因について「ほとんど全てだ。レッドブルでは、全てが問題だった」とコメント。「(自分が)とても速ければ、レッドブルには非常に緊張した雰囲気が生まれて問題になった。マックスより速ければ問題だったし、遅くても問題だった」とフェルスタッペン偏重の難しいチーム事情を振り返っている。

 また、当時のチーム代表であるホーナー氏との別れの時、「クリスチャン、リアム(・ローソン/後任のドライバー)がダメだったらどうするんだ?」と質問したペレス。ホーナー氏からは「ああ、ユウキ(角田裕毅)がいるよ」との回答があり、さらに「それでも上手くいかなかったら...」と問うと「いや、(レッドブルには)たくさんドライバーがいるよ」との返答があったという。

 苦戦の問題がドライバーではなくチーム状況にあると考えていたペレスは「じゃあ全員を使うことになるね」と投げかけたところ、ホーナー氏は「ああ、分かっているよ」と根本的な解決が難しいと認めるかのような言葉があった。

 今レッドブルのセカンドシートでは、ホーナー氏の言葉通り、ローソン、角田といった才能が厳しい現実に屈し、26年からはアイザック・ハジャーがその高い壁に挑戦する。もしフランスの新星も前任者と同じく“ちょうど良い”結果を残せなければ、また若い才能に取って代わられるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「ユウキが恋しい…」プラカードで掲げられたレッドブル残留を願う一部始終
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