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柔道・角田夏実が現役引退 発表1か月前にハワイで漏らした“伏線”「何かをやらないと何も始まらない」「結婚もしたいし子供も欲しいし…」

THE DIGEST編集部

2026.01.30

第一線から退くことを発表した柔道の角田夏実。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

第一線から退くことを発表した柔道の角田夏実。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 2024年パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実が1月30日、第一線を退く意向を表明した。同日に千葉・浦安市内で「~これまでの私、これからの私~今後について」と題した記者会見を開き、自身の口で現役引退を明らかにした。

 角田は会見の中で選考を辞退した昨年12月のグランドスラム東京大会を見る中で「私もあの舞台にもう一度立ちたいと思わなかった」と語り、「(出場した選手は)すごいなと思ってしまった時点で、次の大会に出るのは厳しいと感じた」と競技者として身を引く決断を下した。

 実は記者会見を開く約1か月前、角田は自身のインスタグラムにアップしたインタビュー動画の中で今回の発表につながるような伏線があった。昨年12月14日、ハワイ・ホノルルで開催された「JALホノルルマラソン2025」のスターターを務めた角田は、冠スポンサーの日本航空の特別インタビューに応じた。その中で、これからの人生について興味深い未来を赤裸々に話していた。
 
 角田は、「ここまで柔道しかしてこなかったので、結婚もしたいし子供も欲しいし、現役もしたいし。でも身体の大変さとかっていうのは、すごくやりたい気持ちもあるけど、現役を辞めなきゃいけない時も来るんだなっていうのを考えると、何を選択していいのか分からなくなります」と率直な胸中を吐露。現役続行か、引退か気持ちが揺れ動くなかで、次第に新しいステージへと踏み出したい気持ちに変化していった。

「パリを終えてなんですけど、諦めずにやってきて良かったなっていうのはすごい感じてて、でも何かをやらないと何も始まらないな、やり出さなきゃ何も始まらないですし。やる前から昔は決めがちだったんですね。自分にはできないとか向いてないとか。でも意外とやってみると『私、これ好きかもしれない』というのがすごく分かるようになってきた」

「とりあえず今全部、何でもやってみようと思って。やってみたうえで自分の中で取捨選択をしていきたい。1年間いろんな経験をして感じることですかね。でも人生一度だから、本当に後悔はしたくないんですけど、何が正解かは分からない。歳をとってみて『あ、良かったな』って思いたいです」

「競技者としてじゃなくて、今度サポート側だったり、自分が今までしてこなかった部分をやっていくって考えると、本当に初心者みたいなものなので、世間に挟まれている感じはしますね。こんなに世界広いんだ、みたいなのを感じてます」

 愛らしいルックスとキャラクターで、パリ五輪後は人気に火が付き、テレビやイベントにも引っ張りだこ。自身のYouTubeチャンネルの再生数も爆発的に伸び、登録者数は大幅に増えた。会見終了後には苦楽をともにしてきた今井優子コーチ(元東海大女子柔道部監督)が花束をもってサプライズ登場すると、角田は号泣。最後は自身の代名詞である巴投げで投げ飛ばす会場の爆笑を誘った。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】4回目のハワイで可愛くスイーツを頬張る角田
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