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開幕目前で前十字靭帯断裂の悲報 米スキー界41歳レジェンドは出場に“前向き”「骨挫傷と半月板損傷も見つかったが...意思は変わらない」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.04

米国スキー界のレジェンド・ボン。(C)Getty Images

米国スキー界のレジェンド・ボン。(C)Getty Images

 2月3日、ミラノ・コルティナ五輪アルペンスキー女子の米国代表リンゼイ・ボンが自身のSNSを更新。1月30日のワールドカップ(W杯)で負った負傷について言及した。

 ボンは先月30日に行なわれたW杯の滑降で、大雪の中を滑走中にバランスを崩して激しく転倒。左膝を負傷し、救助ヘリで病院へ搬送された。その検査の結果について、同選手は左膝の前十字靱帯(ACL)断裂と診断されたことを明かした。

 41歳のレジェンドは、続けて「ACL断裂に加えて、骨挫傷と、半月板の損傷も見つかった」と重傷であることを告白。「そのうちどこまでが以前からあったもので、どこからが今回の転倒による新たな損傷なのかは、はっきりしていない」と報告した。

 6日の開幕を控えた直前での負傷に本人は「オリンピックの1週間前にこのようなことになって、言うまでもなく本当につらい」と率直な心境を明かした。

 しかし、10年バンクーバー五輪金メダリストは冬の祭典への出場を諦めていない。「医師との綿密な相談、集中的な治療、身体テスト、そして今日のスキーの感覚などを通して、日曜日に行なわれる女子滑降に出場できる状態にあると判断した」と綴り、欠場する見込みはないことを伝えた。
 
 さらに、「レースに出るためには、規定通り1本の公式練習を行なう必要がある」と出場条件を記したボンは、「できると思う。負傷はしているものの膝は安定していて、腫れもなく、筋肉も通常の感じ。今後も医療チームとともに日々状態を評価し、賢明な判断を下していくつもりだが、日曜日のレースに出場する意思は変わらない」と強調した。

 最後に「まだ可能性はある。チャンスがある限り、私は希望を失わない。諦めません。まだ終わったわけではない」と記し、前向きな言葉で締めくくった。

 コメント欄にはアスリートや著名人からのコメントが殺到。スノーボード界レジェンドのショーン・ホワイトは「君は別次元の存在だ。いける!」とエールを送り、テニス界の元女王で四大大会3勝を挙げたキム・クライシュテルスも「行こう、リンゼイ!」と力強く後押し。さらに女優のリース・ウィザースプーンは「チャンピオンの精神!」、サッカーの元イングランド代表デイビッド・ベッカムも「WOW」と反応し、その決断に敬意を示した。

 この投稿にファンも反応。「女王は簡単には倒れない!」「やばい」「あなたは普通じゃない!」「攻めるしかない」「レースを見るのが待ちきれない」「ACL断裂は深刻」「怪我が悪化する可能性があるのに凄い!」「本当に感動的!」などと、歓喜の声が上がった。

 ボンは2002年ソルトレークシティー五輪に17歳で初出場。10年バンクーバー五輪ではダウンヒルを制して初の金メダルに輝き、スーパー大回転では銅メダルを獲得した。異なる種目で2つのメダルを手にする快挙を成し遂げた。さらに、18年平昌五輪のダウンヒルでも銅メダルを獲得した。

 19年に一度は現役を引退したが、24年に復帰。復帰後初の大舞台で、41歳のボンは5度目の五輪出場を最後まで諦めていない。

構成●THE DIGEST編集部

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