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バレーボール

【現地取材】ペルージャ石川祐希、負傷した右膝の回復具合は「真ん中ぐらいかなぁ。まだスパイクは打ってないんですけど、動きはだいぶ良くなってきていて」

佳子S.バディアーリ

2026.02.18

ミラノ時代にタッグを組んだセッターのパオロ・ポッロとフレームに収まった石川。写真:佳子S.バディアーリ

ミラノ時代にタッグを組んだセッターのパオロ・ポッロとフレームに収まった石川。写真:佳子S.バディアーリ

 現地2月15日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ2025-26シーズン後半9節が行われた。男子日本代表の石川祐希が所属するシル スーザ スカイ・ペルージャはブルーエナジー・ピアチェンツァとホームで対戦。セットカウント3-2(21-25、25-17、25-18、23-25、15-12)でフルセットマッチを制して勝点2を奪取し、首位をキープした。

 レギュラーシーズンを首位のまま終えてプレーオフを待たずに来季の欧州最高峰の大会、『CEVチャンピオンズリーグ(CL)』への出場権を獲得したいペルージャは、ここから幕を開けるする重要な最終3試合の1戦目に臨んだ。

 先発は司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、OPの元チュニジア代表ワシム・ベンタラ、OHがポーランド代表カミル・セメニウクと元ウクライナ代表・オレフ・プロトニツキ、Lに元イタリア代表マッシモ・コラチ。MBにはイタリア代表ロベルト・ルッソと、3日前のCL4回戦で負った右膝半月板断裂により手術を受けることになったアルゼンチン代表の主将アグスティン・ロセルに代えて、10代からアンダーカテゴリー・イタリア代表に選出されてきた22歳のフェデリコ・クロザートを起用。3戦前に右膝を痛めて回復途中にあるOH石川は、リベロ登録でベンチ入りして試合を見守った。
〈S:セッター、OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット、MB:ミドルブロッカー、L:リベロ〉

 ピアチェンツァはコッパイタリアでペルージャと同様に決勝進出を逃したものの、トレンティーノとの準決勝ではエースとブロックそれぞれ13本をマークするなど激闘を演じた。現在5位でプレーオフ進出は確定させている。

 シーズン前半のペルージャとの対戦では2セットアップから逆転を許して黒星を喫した。その試合で主力を担ったMB2選手がシーズン後半にかけて長期離脱。右脚の筋腱断裂で昨年12月中旬に手術をしたMBキューバ代表ロベルランディ・シモンの復帰は3月の見通しで、世界選手権2連覇を果たしたイタリア代表メンバーの一人、同じくMBのジャンルーカ・ガラッシは精巣腫瘍の摘除手術を受け、1月中旬から欠場してコッパ戦で実践復帰を叶えたがこの試合は登録外となった。

 先発にはイタリア出身の4選手、ミラノ時代に石川と3季をともに戦ったSパオロ・ポッロ、コッパイタリア準決勝で24得点をマークしたOPアレッサンドロ・ボヴォレンタ、MBフランチェスコ・コンパローニとLの同国代表ドメニコ・パーチェ、OHに攻撃力が光るトルコ代表エフェ・ラマザン・マンディラチとキューバ代表ホセ・ミゲル・グティエレス、MBのもう1枚はフランス下部リーグから1月に獲得した同国出身の18歳ダニエル・イエグベケドを起用した。

 
 第1セット、ペルージャはレセプションでA+Bパス成功率74%と安定感を見せるが、中盤までにアタックミス5本と被ブロック3本で負った失点が響きピアチェンツァに試合を先行された。第2セットはOPボヴォレンタの強打を阻んだクロザートの1枚ブロックを挟み、ベンタラがライトからのバックアック2打を沈めて序盤にリード3点を奪う。

 中盤に1度ブレークを許すも、ジャンネッリがセメニウクのバックアタックを効果的に駆使して以降は追い上げを許さず。サーブミスが続き足踏みするピアチェンツァをセメニウクのサーブで突き放し、プロトニツキのブロックで試合を振り出しへ戻した。

 第3セットはタッチネットの後にエースを決められて僅差で追いかける展開のまま序盤を終えるが、中盤に入りプロトニツキのエースで逆転に成功。ベンタラのブロックの後、相手の誤打に続いてジャンネッリがエースを決めてリードを広げる。ミスの目立つピアチェンツから終盤にもブレーク2回を奪ってセットを連取した。

 ところが、続く4セット目はベンタラのアタックが2打連続でコート外れて早々に劣勢を強いられると、相手OHグティエレスのサーブでエース2本を含む5連続ブレークを許してビハインドが7点へ広がる。粘り強い守備でラリーをものして後半に1点差へ追い上げたペルージャだったが、以降の好機でOH陣にミスが頻発。それでも終盤に23-24として奮戦するがピアチェンツァに逃げ切られてしまう。

 最終セットは開始から間もなくこの試合3本目の誤打で失点を招いたプロトニツキが自らサーブで挽回。相手レセプションを苦しめるとチームは好守で応え、続けざまにラリーを制して4連続ブレークに成功し、リードを4点としてコートチェンジを迎える。

 その後、エースとブロックで反撃に出たピアチェンツァに12-11へ巻き返されるが、ジャンネッリのブロックでマッチポインと引き寄せる。最後は相手のサーブがラインを割ってペルージャが勝利を収め、勝点2を手にした。

 この時点で勝点52のペルージャ。残る2試合で3ポイントを積み上げれば、勝点48で2位につけるヴェローナの試合結果に関わらずレギュラーシーズンを首位で終えることができる。リーグ次戦の後半10節で後続ヴェローナと直接対決。最終戦は降格が決まった最下位グロッタッツォリーナとのホーム戦に臨む。

 試合後、リハビリ中ながら背番号3のリベロユニを着てベンチ入りした石川がインタビュー取材に応じた。

 
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