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メダル目前で4位後退…涙する千葉百音に優しく寄り添う米国選手に日本人感涙「心が美しい」「慈愛に満ちてる」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.20

自己ベストを更新した千葉だが4位でメダルを逃した。(C)Getty Images

自己ベストを更新した千葉だが4位でメダルを逃した。(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪は現地2月19日(日本時間20日)にフィギュアスケートの女子フリーが行なわれ、坂本花織が銀メダル。中井亜美が銅メダルを獲得し、日本女子史上初めてダブル表彰台の快挙を飾った。

 その一方で、最後の最後で五輪初出場の千葉百音は4位に後退。メダルを逃し涙をためる日本人スケーターに寄り添った全米女王の振る舞いに日本のスケートファンは号泣している。

 20歳の千葉は最終グループの3番目で登場。ブルーの衣装に身を包み、ミスの少ない安定感ある演技を披露。名曲『ロミオとジュリエット』を情熱的に演じ、フリーは143.88点、ショートとの合計217.88点は自己ベストを更新。暫定トップに立ち、メダル圏内につけた。

 しかし、その直後に滑った世界女王のアリサ・リウ(米国)がノーミスの完璧演技。会場を支配する圧倒的な内容で首位に躍り出た。続く坂本、そして最終滑走の中井に逆転され、わずか1.28点差で表彰台を逃した。

 演技を終えた上位選手の控室では、メダルを逃した千葉が身体を震わせながら悔し涙を流していた。その姿を見て千葉をいたわっていたのは、米国のアンバー・グレンだった。
 
 昨年のグランプリファイナル女王で全米選手権3連覇中の26歳は、前日のショートでまさかの13位に沈み、演技後には号泣するほど落胆した。ところが中1日で迎えたフリーでトリプルアクセルを成功。今季自己最高の147.52点をマークし、高得点をあげていた。グレン自身も5位に終わりメダルには届かなかったが、フリーでベストの演技をした日本人スケーターにベテランは優しく肩を抱き、気持ちに寄り添って前向きな言葉をかけていた。

 この場面を捉えた写真がX上を中心に拡散されると、日本のスケートファンは「アンバー選手ありがとう」「自分も悲しいのにライバルを労われる懐の深さ。慈愛に満ちている」「アンバー、優しい」「心が美しい人ですね」「国関係なく、互いをリスペクトして寄り添えるところが素敵」などと、グレンの気遣いに涙する声が上がった。

▼フィギュアスケート女子シングル結果(カッコ内はフリー得点)
金  アリサ・リウ(アメリカ) 226.79点(150.20)
銀  坂本花織 224.90点(147.67)
銅  中井亜美 219.16点(140.45)
4位 千葉百音 217.88点(143.88)
5位 アンバー・グレン(アメリカ) 214.91点(147.52) 

構成●THE DIGEST編集部

【画像】悔し涙を流す千葉の肩を優しく抱くベテラン米国人
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