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スキークロス古野慧、メダルまであとわずかも…日本勢史上最高の4位!「最後、取りきれなかったのはほんとに悔しい」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.21

スキークロス決勝、赤いゴールラインに向かって2~4番手の選手がなだれ込み、古野(左)はわずかの差で4位だった。(C)Getty Images

スキークロス決勝、赤いゴールラインに向かって2~4番手の選手がなだれ込み、古野(左)はわずかの差で4位だった。(C)Getty Images

 現地2月21日、ミラノ・コルティナ五輪スキークロス決勝が行なわれ、古野慧が日本スキークロス史上初の4位入賞を成し遂げた。

 スキークロスは、バンク(コーナー)やウェーブ(起伏)、キッカー(ジャンプ)などの障害が設置された雪上コースを複数が同時にスタートして順位を競う、対戦型のフリースタイル競技。雪上の障害物競走とも称される。

 タイムトライアルで全体2位だった古野は、1回戦、準々決勝ともに1位通過した。迎えた準決勝、中盤で4人中4番手に後退したものの、2~3番手の選手が交錯してバランスを崩すと、この隙に2位に浮上。そのままフィニッシュし、日本勢史上初の決勝進出を果たした。

 雪が降り続く中で行なわれた決勝では、スタートで遅れをとって4番手。諦めずにくらいついてチャンスを狙っていた古野は、最後の最後で先行していた2~3番手の選手に並びかけるも、順位を上げることはできなかった。それでも、日本スキークロス史上最高位。歴史を塗り替えた。

 
 レース後、古野は「最後、メダルが手に届くところまで初めて来られたんですけど、そこを逃してしまって悔しい気持ちでいっぱいです」と心境を明かした。

「去年、怪我をして春に手術もしたんですけど、ここに来るまでにトレーナーさんをはじめ、多くの人に支えてもらって。きょうは何の不調もなく、来ることができた。本当に感謝しています。体の調子もばっちりだったので、最後、取りきれなかったのは悔しい気持ちです」

 2022年の北京大会では、スタート直後にバランスを崩して転倒。1回戦で敗れていた。それから4年。日本スキークロスの歴史を変えるほど、大きく飛躍して見せた。

「前回の北京は一瞬で終わってしまった。そういうところから踏まえると、大きく成長できた4年間だったと思います。この大舞台で自己ベストの成績を出せたのは良かったと思うんですけど、ただそれで最後(メダルを)取りきれなかったのが悔しい」

 涙を浮かべながら言葉を紡いだ古野は、「得意としてたスタートの部分だったり、最後に抜くような展開も見せることができたのは、昔から応援してくれてた人たちにも、成長してる部分を見せられたと思う。そういうところは、良かったと思います」と振り返った。

 メダルまで、あとわずか。「また、このメンバーでまた次も目指せたらうれしいなと自分は思ってます」。イタリア・リビ―ニョでの悔しさをバネに、古野はさらなる成長を誓った。

構成●THE DIGEST編集部

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