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「日本のキム・ヨナを目指したが…」金メダル逃した坂本花織に韓国メディア痛烈「縁を結べないまま選手生活に終止符」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.21

女子フィギュアで銀メダルを獲得した坂本。(C)Getty Images

女子フィギュアで銀メダルを獲得した坂本。(C)Getty Images

 現地2月19日(日本時間20日)、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子シングルのフリーが開催された。今季限りで現役引退を発表している坂本花織は銀、2022年北京五輪の銅に続き個人種目でのメダル獲得は日本の女子フィギュア界で史上初の快挙を飾った。

 ショート2位(77.23点)の坂本は、冒頭のダブルアクセルや3回転ルッツ+2回転トウループなどを次々に決める最高のスタート。後半のコンビネーションは単独ジャンプになったが、最小限のミスにとどめて合計224.90点に伸ばした。ただ総合226.79点のアリサ・リウ(米国)に1.89点及ばず。悲願の金メダルは惜しくも届かなかった。

 この結果に韓国メディア『sportalkorea』が注目。「日本のフィギュア女王が銀メダルを首にかけて号泣」と報じ、「引退舞台でキム・ヨナを夢見たが、目の前で金メダルを逃し涙ぽろぽろ」という痛烈な表現で女子フィギュアの結果を報じた。

 記事のなかで坂本の様子について、「最後のオリンピックという舞台だっただけに悔しさが大きかった。演技を終えた坂本はコーチに抱かれて涙を流した。銀メダルが確定すると、すぐに両手で顔を覆い号泣した。表彰式が終わった後も涙は簡単に止まらなかった」と、舞台裏での出来事を伝える。

 坂本の今大会のパフォーマンスついては「大会中ずっと坂本の演技はいつよりも輝いていた」と紹介。「ショートでは『Time To Say Goodbye』の旋律に合わせて、まるでオリンピックと別れを告げるような演技を展開した。フリーでは引退後の人生を暗示するかのように『愛の讃歌』に合わせた成熟した演技を見せた」と称賛する。

 その実績についても「2022年北京五輪では女子シングル銅メダル。同年世界選手権では浅田真央以来8年ぶりに日本選手として頂点に立ち、日本フィギュアを代表する看板選手として跳躍した。2023年と24年の世界選手権でも連続優勝した坂本は大会3連覇という大記録も樹立。これは“フィギュア女王”キム・ヨナも成し遂げられなかった業績だった」と賛辞を続ける。
 
 ただ、世界トップクラスの実力を持ちながら結果的に五輪で頂点を掴めなかったとして、「“日本のキム・ヨナ”を夢見て挑戦してきたが、結局金メダルとは縁を結べないまま選手生活の終止符を打つことになった」とし、かつての母国スターとの五輪成績と重ねて記事を結んだ。

 キム・ヨナは初出場の2010年バンクーバー五輪で浅田真央を抑えて金メダル。14年ソチ五輪では銀メダルを獲得するなど、韓国フィギュア界を代表するスーパースターとして活躍し、その優雅で美しい演技は、今なおファンの記憶に深く残っている。

構成●THE DIGEST編集部

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