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坂本花織をカメラから“守った”米国女子は日本の漫画大好き スマホに『呪術廻戦』『HUNTER×HUNTER』『ユーリ!!! on ICE』…アニメ愛を熱弁【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.23

米国代表のアンバー・グレン。(C) Getty Images

米国代表のアンバー・グレン。(C) Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪は現地2月22日(日本時間23日)に閉会式が行なわれ、2週間以上にも及んだ熱戦は幕を閉じた。日本のスケートファンの間では、フィギュアスケート女子の米国代表アンバー・グレンの人格者たる振る舞いが小さくない話題になっている。

 26歳のグレンは今大会で団体金メダルを獲得し、女子シングルでもショート13位から5位へ逆転入賞を果たした。そんなベテランスケーターは、女子フリーが終わった直後のある行動が注目を集めた。

 現役最後の五輪で優勝を目指した坂本花織が銀メダルにとどまり、リンクに背を向けて泣いていた。それに気づいたグレンは日本人エースのもとへ歩み寄り、しゃがんで背中をさする。そのシーンを五輪の中継カメラマンが撮影しようと近づくと、「やめてあげて!お願いだから撮らないで!」と言わんばかりに両手を振って立ちふさがった。カメラマンもその意図を察し、撮るのをやめた。

 この場面を客席から撮影した映像がSNS上で拡散され、日米のスケートファンを中心に反響が拡大。翌日には、米国の日刊紙『New York Post』に「アンバー・グレンが同じフィギュアスケート選手であるカオリ・サカモトを報道陣から守る行動を取った。競技後、金メダルを逃したカオリが泣いているところに近づこうとするカメラマンを、グレンが手を振って制止した」と報じられ、米メディアの間でも称賛が上がった。
 
 そんな同選手は競技後、米ウェブメディア『Overtime WBB』の取材で日本のアニメ愛を熱弁している。選手が取材対応するミックスゾーンで好きなアニメトップ5を質問されると、自身のスマートフォンを取り出して普段見ているアニメリストをカメラマンに見せながら語り始めた。

 グレンは、笑みを浮かべながら「ここに私が見たアニメのリストがあるんだけど、めちゃくちゃ長いわよ」と前置きし、スマホのメモをカメラマンに見せたうえで、次々とタイトルを挙げていく。「『薬屋のひとりごと』、『SPY×FAMILY』、『呪術廻戦』、『SAKAMOTO DAYS』、『HUNTER×HUNTER』......『進撃の巨人』はリストのトップにあるわね。『鬼滅の刃』もあるし、当然(フィギュアスケートを題材にした)『ユーリ!!! on ICE』もね!」などと、五輪メダリストの口からバトル、ミステリーなど幅広いジャンルを網羅するラインナップを明かした。

 同じく団体金メダルに貢献し、女子シングル逆転優勝したアリサ・リウも『呪術廻戦』や『チェンソーマン』など、日本のアニメを気に入っている。同記者から、「『呪術廻戦』でフィギュアスケートにふさわしいキャラは?」との質問が投げかけられたグレンは、「マキ(禪院真希)」と即答。さらにアリサ・リウと『呪術廻戦』トークの一部を明かしており、「真希と(乙骨)憂太が結ばれたことについて話したら、彼女は『マジで!?』と驚いてたわ」と笑みを浮かべて話した。

 氷上では国籍関係なく仲間を思いやり、リンクを離れれば競技と異なる一面をみせたグレン。個人種目では表彰台に届かなかったが、その人間性は異彩を放った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「撮影しないであげて!」坂本花織を守ったグレンの行動
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