現地2月22日の閉会式でミラノ・コルティナ五輪が幕を閉じた。伊紙『Gazzetta dello Sport』は、今大会の経済効果に関する記事を公開。「ミラノ・コルティナ五輪の経済効果は53億ユーロ(約9685億円)」と報じた。
「Ifis銀行が今大会の経済効果を分析。55社のスポンサーからの収益は5億ユーロにのぼり、来訪者は約250万人で、平均3泊以上と試算されている。同行のレポートは、前例のない規模の大会を支えるオリンピックの野心と取り組みを数字で示している。参加選手は計3565人、参加国は93か国、オリンピック16競技、パラリンピック6競技が実施された。会場はロンバルディア州、トレンティーノ=アルト・アディジェ州、ヴェネト州の3州にまたがる総面積2万2000平方キロメートルに広がる。関連事業は全体で98件(インフラ51件、競技施設47件)に及ぶ」
スポンサー55社は冬季五輪のような大規模イベントの実現に企業スポンサーの存在が重要だと考え、大会を支援することでマーケティング面や知名度上昇のメリットがあると見ているという。さらに開催地域に大きな恩恵をもたらした。
「複数日滞在は観光関連産業への波及効果を高め、新たなインフラは交通やサービスを向上させ、国際的な露出は開催地のブランド力を押し上げた。これらの要素が組み合わさることで、即時的な利益と長期的なレガシーの双方を生み出す。経済効果53億ユーロのうち、地域での即時支出11億ユーロ(約2009億円)、12億ユーロ(約2192億円)の繰延支出、さらにインフラのレガシーとしての価値が30億ユーロ(約5480億円)だ」
同紙には、3月6日から15日にかけて行なわれるパラリンピックについての記載もあり、「パラリンピックの見込み観客数は40万人、経済効果は2億ユーロ(約365億円)と試算されている」と報道。「ロンバルディア州はバリアフリー対応列車に4億1600万ユーロ(約759億円)を投資し、ミラノ市だけでも地下鉄の利便性向上に5500万ユーロ(約100億円)を計上。ヴェネト州は山岳地帯のインクルーシブ・ツーリズム(障害の有無や年齢などを問わず、あらゆる人が旅行を楽しめる旅行のあり方)に2200万ユーロ(約40億円)、さらにヴェローナ・オリンピックアリーナの利便性向上に1900万ユーロ(約34億円)を割り当てている」と伝えた。
また国民的関心もイタリア全土に広がった。注目度は北西部が34%、北東部が28%、南部・島しょ部が22%、中部が16%と、開催地周辺に限定されない構図が浮かび上がる。同紙は、「ミラノ・コルティナ五輪は一過性のイベントではなく、経済・社会の両面に長期的なレガシーを残す大会となった」と総括した。数字が示すのは、分散開催という選択が生んだ、持続可能な五輪モデルの可能性だと言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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「複数日滞在は観光関連産業への波及効果を高め、新たなインフラは交通やサービスを向上させ、国際的な露出は開催地のブランド力を押し上げた。これらの要素が組み合わさることで、即時的な利益と長期的なレガシーの双方を生み出す。経済効果53億ユーロのうち、地域での即時支出11億ユーロ(約2009億円)、12億ユーロ(約2192億円)の繰延支出、さらにインフラのレガシーとしての価値が30億ユーロ(約5480億円)だ」
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また国民的関心もイタリア全土に広がった。注目度は北西部が34%、北東部が28%、南部・島しょ部が22%、中部が16%と、開催地周辺に限定されない構図が浮かび上がる。同紙は、「ミラノ・コルティナ五輪は一過性のイベントではなく、経済・社会の両面に長期的なレガシーを残す大会となった」と総括した。数字が示すのは、分散開催という選択が生んだ、持続可能な五輪モデルの可能性だと言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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