専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
フィギュア

「結果は重要じゃない」と語った先に金メダル――アリサ・リウが体現した“楽しむ者が勝つ”新時代の成功論を英紙報道【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.24

リラックスした表情で演技に臨んだアリサ・リウ。(C)Getty Images

リラックスした表情で演技に臨んだアリサ・リウ。(C)Getty Images

 米国のフィギュアスケーター、アリサ・リウは、プレッシャーから解放され、自らの喜びを取り戻した末に五輪金メダルへとたどり着いた。だがその栄光は、単なる結果以上の意味を持っていたと、現地20日の英紙『The Guardian』が報じている。

 20歳のリウは、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子シングルで逆転優勝。ショート3位からフリーで7本のトリプルジャンプを成功させ、日本勢をかわして頂点に立った。米国女子の五輪制覇は24年ぶりの快挙となる。しかし本人は「メダル以上に、この旅そのものが大切」と語っているという。

 北京五輪で6位となった後、彼女は精神的疲労を理由に競技から離れ、UCLAで心理学を学び、旅に出るなど、スケートから距離を置いた。同メディアによれば、13歳で全米女王に輝いた天才少女は、名声や期待に縛られ「スケートが嫌いだった」という。
 
 転機となったのはレイクタホでのスキー旅行。純粋に身体を動かす喜びを思い出し、競技復帰を決意した。ただし、条件があった。「自分がすべての主導権を握る」。衣装や音楽、練習計画まで自らが管理し、結果に執着しない姿勢を貫いた。コーチ陣もその価値観を尊重。五輪のフリー前にはシャンパンで緊張をほぐしたという。

 同メディアによれば、リウは「自分のアイデンティティーを守ることが最優先」と語り、SNSから距離を置き、家族や友人との時間を大切にしているという。

 2年前には想像もできなかった復活劇。世界選手権に続く五輪制覇で名実ともに頂点に立ったリウが示したのは、「重圧よりも喜びが力になる」という新しい成功の形だった。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】ゴールドに輝く衣装で華麗な滑りを魅せる!金メダルに輝いたアリサ・リウを特集!

【画像】坂本花織が魅せた最後の美しき舞い! ミラノ・コルティナ五輪での華麗なる厳選ショットをお届け!(全23枚)

【画像】歓喜の涙、そして笑顔...!ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得した“りくりゅう”の歓喜の瞬間を厳選!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    2月10日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    2月19日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    2月20日(金)発売

    定価:850円 (税込)
  • dunkshot

    2月25日(水)発売

    定価:1200円 (税込)
  • slugger

    1月23日(金)発売

    定価:1100円 (税込)