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世界選手権V4坂本花織のSP“世界記録”にロシアメディアが疑義「シェルバコワのレコードは不当に奪われた。カオリは動作の羅列に過ぎない」【フィギュア】

THE DIGEST編集部

2026.03.29

現役最後の大会を制し、4度目の世界女王となった坂本。(C)Getty Images

現役最後の大会を制し、4度目の世界女王となった坂本。(C)Getty Images

 現地3月27日(日本時間28日)、フィギュアスケート世界選手権の女子シングルのフリー(FP)が、チェコのプラハで行なわれた。今季限りで現役を引退する坂本花織が158.97点をマークし、ショート(SP)の79.31点と合計238.28点で2年ぶり4度目の優勝を果たし、有終の美を飾った。

 ただ坂本の得点について、疑問を持つ見方もあるようだ。ロシアメディア『ソブスポーツ』で、「シェルバコワのレコードは不当に奪われた。彼女の演技は芸術だったーーカオリのそれは動作の羅列に過ぎない」と銘打った記事を掲載した。

 同メディアは、2022年北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワ(ロシア)が21年にマークしたショート演技構成点の世界記録を坂本が更新したと伝える。「この結果は真の競争が存在しない状況」とし、以下のように続けた。

「ロシアのフィギュアスケート学派が国際舞台から隔絶されている状況では、国際大会の審判は現状の中で機能するほかない。ロシア選手たちのレベルに匹敵する選手がリンクに立っていない以上、残された上位争いをする選手たちの得点が大会の格を保つために必然的に上昇していく。その意味でサカモトの記録は質的な飛躍ではなく、トップコンテンツの不足がもたらした結果と言えるだろう」
 
 一方、その後は坂本が長年にわたりフィギュアスケート女子シングルをけん引してきた実績を振り返り、こう結論付けた。

「二つの解釈が成り立つ。一つ目はサカモトにとって、そして強力なライバルが不在であるこの状況を活かしたシステムにとっての、双方の勝利だ。この4年間で、サカモトはコンポーネントの評価を事実上独占してきた。世界最高得点上位10件のうち8件が彼女の記録だ」

「二つ目に、この記録は審判員たちによる別れの贈り物である可能性もある。サカモトは今シーズン限りで現役を退く意向を繰り返し表明しており、公式記録に刻まれた天高い数字はファンファーレとともに送る伝説への盛大な見送りなのかもしれない。そしてカオリが何と言っても伝説であることは、揺るぎない事実だ」

 坂本の功績は認めているものの、シェルバコワを上回っているほどではないという見解のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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