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“引退危機”フェルスタッペンがF1残留か「新エンジン規則の施行を条件に…」英メディア報道

THE DIGEST編集部

2026.05.23

今季から実施された新レギュレーションへの不満を示してきたフェルスタッペン。(C)Getty Images

今季から実施された新レギュレーションへの不満を示してきたフェルスタッペン。(C)Getty Images

 F1で2021年から4年連続ドライバーズチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、シーズン開始早々に不本意な形で注目を浴びてしまった。

 今季から実施された大幅なレギュレーション変更により、エネルギーマネジメントやオーバーテイクの形などが従来とは異なる形に。さまざまな意見が出たなか、特に強い不満を現したのはフェルスタッペンで、第3戦の日本グランプリでは「今の私にとって、F1は楽しくない」と発言。これをきっかけに、各メディアから“F1引退危機”の懸念が示される事態になった。

 ただ、ここに来て明るい展望が開けているようだ。英国の専門サイト『GPFANS』が「フェルスタッペンは、FIA(国際自動車連盟)が提案する27年の新エンジン規則の施行を条件に、F1に長期的に留まる意向を示唆した」と伝えている。

 その変更は、同メディアによると「27年までに内燃機関(ICE)60%、電力40%というバランスに調整することで暫定合意に達した。これにより、内燃機関の性能を向上させ、電力容量を削減する」という。
 
 これを受け、フェルスタッペンは「私はF1で良い製品が欲しいだけで、それは間違いなく製品を向上させる。来年実現するであろう変化は、すでに大きな助けとなる」とし、その理由を「なぜなら、私は常に良い車に乗っているかどうかは関係なく、それは単なる製品に過ぎないと言ってきたからだ」と説明。「製品はそうやって改善されていくと思う。そうすれば、当然ながら楽しさも増すだろう。これらの改良によって製品全体の質が向上し、当然ながらレースはさらに楽しくなる」と期待を寄せた。

 また、28年まで残るフェルスタッペンとレッドブルの契約が、7月26日に決勝が行なわれる第11戦ハンガリーGPまでにランキング3位以下なら今夏に解除できる条項があるとされている。ただ『GPFANS』は「フェルスタッペンは現在7位なので、その可能性は高いと思われるが、今回の変更によって、彼が今シーズン後半に市場に参入するを行なうかどうかは不透明になる」と見立てた。

 一方、新規則は正式決定でないため前王者は「もちろん、すべてが完全に確認されるまで待たなければならない」とも語っている。まだ予断は許さない状況のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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