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競馬

「皐月賞組」「別路線組」の取捨選択は? 皐月賞Vロブチェンよりも日本ダービーで注目すべき“3頭“

三好達彦

2026.05.30

皐月賞を制したロブチェン。日本ダービーでも主役の1頭であるが…。写真:産経新聞社

皐月賞を制したロブチェン。日本ダービーでも主役の1頭であるが…。写真:産経新聞社

 5月31日、3歳馬の頂点を決める大一番、日本ダービー(GⅠ、東京・芝2400m)が行なわれる。

 栄冠をゲットしたロブチェン(牡3歳/栗東・杉山晴紀厩舎)、2着のリアライズシリウス(牡3歳/美浦・手塚貴久厩舎)をはじめとした皐月賞組。青葉賞(GⅡ)を勝ったゴーイントゥスカイ(牡3歳/美浦・上原佑紀厩舎)、京都新聞(GⅡ)を制したコンジェスタス(牡3歳/栗東・高野友和厩舎)などの別路線組。気になる両者のレベル比較だが、やはりメインストリームを歩んできた皐月賞の方が上、というのが筆者の見解だ。

 レースレベルの問題はもちろんだが、皐月賞組の方がレース間隔を開けられるぶん、疲労の回復や再立ち上げ余裕が出てアドバンテージが生まれるというのもその一因。未発達な部分を多く残す若駒だけに、1戦ごとの消耗度は大きく、現代競馬での日本ダービーは基本的に皐月賞からの直行組が有利になるのは必然だ。別路線を勝ち上がってきた組も魅力的な馬ではあるが、旧来の勢力を突き崩すほどの破壊力は感じない。よって本稿では皐月賞組の検討から入りたい。
 
 皐月賞は異例のレースだった。それは「前」「イン」が有利というトラックバイアスがかなり極端に出ていたことに起因する。1000mの通過が58秒9という速めのペースで進んだこのレース、上がりも34秒2で崩れず、全体の走破時計が1分56秒5のレースレコードを記録したのだから驚きだ。

 このレースで意表を突く逃げを打って、見事に逃げ切ったのがロブチェン。それを追いながら2着に粘ったのがリアライズシリウス。この2頭がかなり強く、日本ダービーでも争覇圏にいるのはもちろんだが、本稿ではこの「差しづらい馬場」で中団以降から差を詰めた2頭、3着のライヒスアドラー(牡3歳/美浦・上原佑紀厩舎)、5着のフォルテアンジェロ(牡3歳/美浦・上原佑紀厩舎)に特に注目している。
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