アイザック・ハジャー(F1レッドブル)の負傷による玉突き人事で代役参戦が続くリアム・ローソン(レーシングブルズ)と角田裕毅(レッドブル・レーシングブルズのリザーブドライバー)に厳しい指摘だ。
ローソンは代役初戦のオランダGPでいきなり7位入賞を成し遂げた。イタリアGPでは予選Q2最終アタック中にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の走路妨害を受けたほか、決勝でも接触によるフロントウイング交換といった不運があり14位に甘んじたものの、ペースはあった。
角田裕毅もオランダGPで単独コースオフによって入賞のチャンスを逃したほか、イタリアGPでは予選でエネルギー管理に苦戦しQ1敗退。ただ、決勝レースで挽回して10位入賞という結果をチームに持ち帰った。
一方でレッドブルとレーシングブルズは、より若いドライバーにチャンスを与えるべきだとの指摘もあった。元F1ドライバーで解説者のラルフ・シューマッハ氏は、母国ドイツのポッドキャスト番組『Backstage Boxengasse』を通じて、次のようにレッドブル・グループのドライバー人事への考えを明かした。
「常に言えることだが、レッドブルの全ドライバーを比較した際、今やアービッド(・リンドブラッド/レーシングブルズ)もその候補に加えて検討すべきだろう。彼ならさらに高いポテンシャルを引き出せるかもしれないからね」
また、ローソンについても「今季は確かに昨年より良くなっているが、この三者(ハジャー、ローソン、リンドブラッド)入り乱れた状況になると、正直分からない」とそのポテンシャルに疑問を呈した。
さらに、角田の直近2レースについては「まずまずの仕事をしてきた。それは間違いない」と前置きしつつ、次のように26歳の日本人ドライバーのチーム内での立ち位置を強調した。
「今のレッドブル(・グループ)の若手を見ると、ツノダの物語はすでに終わったと思う。他のチームで走れる可能性はあるかもしれないが、若い才能が次々と出てきているのも事実だ。レッドブル(・グループ)にツノダが必要ないのは明らかだろう」
そんな中、シューマッハ氏が特に関心を示したのが、現在F2ドライバーズランキング首位に立つニコラ・ツォロフ。ブルガリア出身のレッドブル育成は、レーシングブルズのアラン・パーメイン代表から高い評価を受けている期待の19歳だ。
「レッドブルが実際にツォロフにチャンスを与えるかどうか興味深い。というのも、それはチームを一段上のレベルへ引き上げ、さらなる成果をもたらしてくれる人材を発掘する新たな機会になり得るからだ。ツノダやローソンからは、そうした可能性が感じられない。だからこそ、順調に成長しているアービッド・リンドブラッドの隣に彼(ツォロフ)を据えるのが良い選択だと私は考えている」
スペインGP(現地13日決勝)でのローソンと角田のパフォーマンスが、レッドブル・グループのドライバー人事の行方を左右する一つの試金石となるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】フェルスタッペン単独クラッシュの一部始終、マシンを降りて肩を落とす...
ローソンは代役初戦のオランダGPでいきなり7位入賞を成し遂げた。イタリアGPでは予選Q2最終アタック中にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の走路妨害を受けたほか、決勝でも接触によるフロントウイング交換といった不運があり14位に甘んじたものの、ペースはあった。
角田裕毅もオランダGPで単独コースオフによって入賞のチャンスを逃したほか、イタリアGPでは予選でエネルギー管理に苦戦しQ1敗退。ただ、決勝レースで挽回して10位入賞という結果をチームに持ち帰った。
一方でレッドブルとレーシングブルズは、より若いドライバーにチャンスを与えるべきだとの指摘もあった。元F1ドライバーで解説者のラルフ・シューマッハ氏は、母国ドイツのポッドキャスト番組『Backstage Boxengasse』を通じて、次のようにレッドブル・グループのドライバー人事への考えを明かした。
「常に言えることだが、レッドブルの全ドライバーを比較した際、今やアービッド(・リンドブラッド/レーシングブルズ)もその候補に加えて検討すべきだろう。彼ならさらに高いポテンシャルを引き出せるかもしれないからね」
また、ローソンについても「今季は確かに昨年より良くなっているが、この三者(ハジャー、ローソン、リンドブラッド)入り乱れた状況になると、正直分からない」とそのポテンシャルに疑問を呈した。
さらに、角田の直近2レースについては「まずまずの仕事をしてきた。それは間違いない」と前置きしつつ、次のように26歳の日本人ドライバーのチーム内での立ち位置を強調した。
「今のレッドブル(・グループ)の若手を見ると、ツノダの物語はすでに終わったと思う。他のチームで走れる可能性はあるかもしれないが、若い才能が次々と出てきているのも事実だ。レッドブル(・グループ)にツノダが必要ないのは明らかだろう」
そんな中、シューマッハ氏が特に関心を示したのが、現在F2ドライバーズランキング首位に立つニコラ・ツォロフ。ブルガリア出身のレッドブル育成は、レーシングブルズのアラン・パーメイン代表から高い評価を受けている期待の19歳だ。
「レッドブルが実際にツォロフにチャンスを与えるかどうか興味深い。というのも、それはチームを一段上のレベルへ引き上げ、さらなる成果をもたらしてくれる人材を発掘する新たな機会になり得るからだ。ツノダやローソンからは、そうした可能性が感じられない。だからこそ、順調に成長しているアービッド・リンドブラッドの隣に彼(ツォロフ)を据えるのが良い選択だと私は考えている」
スペインGP(現地13日決勝)でのローソンと角田のパフォーマンスが、レッドブル・グループのドライバー人事の行方を左右する一つの試金石となるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】フェルスタッペン単独クラッシュの一部始終、マシンを降りて肩を落とす...




